2009年6月2日火曜日

マイクロソフトの反撃始まる その1 Xbox

 Wiiのライバル商品がMSから出る、しかもきわめて強力な商品だ。



 (リンク先は動画)

 http://www.xbox.com/NR/rdonlyres/DA33AEC8-03F0-442C-BA95-257CB5B761F5/0/vidProjectNatalAnnounceHi.asx



 コンセプトはWiiに非常に似ている。つまり同類商品をより高い機能性で提供して、市場シェアを奪う戦略だ。これからの二社の戦いは見物だ。

2009年5月24日日曜日

大相撲とWBC

 大相撲夏場所は日馬富士の初優勝で幕を閉じた。これで外国人力士の連続優勝回数は20回になった。しかも朝青龍の初優勝以降の40場所中、外国人力士が優勝した回数は35回にも上る。



 優勝決定戦を見てて、何となくWBCの決勝を思い出した。アメリカ人からしてみれば、確かにいい試合だったが、そこには(審判以外に)アメリカ人はいなかった。



 日本人大関や若い力士がだらしないからという人もいるが、問題はそこではない気がする。そもそも日本人の新弟子と外国人の新弟子の素質と意気込みが違う。外国からわざわざ日本に連れてくるのだから、それなりに素質のいいのを連れてくるし、本人とその家族も覚悟して入門するだろう。日本人の場合もそうかもしれないが、子供の中での相撲の人気を考えると、レベルがずいぶん違うだろうと思う。少年サンデーの創刊号表紙が長嶋茂雄だったのに対して、少年マガジンの創刊号表紙は相撲の朝潮関だったのは、今の子供には理解できないだろう。(僕も理解できないが。)



 WBCに対する日韓チームの意気込みとアメリカチームのは違っていたのも事実だ。だからWBCの存続の議論も出た。そもそもここで大相撲とWBCを同じように議論するのは結構無理もあるが、大相撲の存続を心配するような事態が来ないことを願う。

2009年5月23日土曜日

Wolframalpha

 ここ二日間よくWolframalphaという新しい検索エンジンで遊んでいる。



 正確には一般的な意味の検索エンジンではなく、コンピュータ知識エンジン(?)で、"yahoo"を入れてもヤフーのURLを教えてくれず、代わりにヤフー社の株式の情報と英単語としてのyahooの意味を教えてくれる。



 つまり、何らかの「知識」を教えてくれる検索エンジンだ。



 結構便利だと思ったのは、このエンジンが数学の問題を解いてくれる、しかもそれは単純な数値計算ではない。たとえばxのx乗の微分を求める問題は、d(x^x)/dx と入力すると、答えはx^x * (log(x)+1)と教えてくれる。ほかには、関数の最大最小値問題を解いたり、グラフを描いたりする機能はこれから頻繁に使いそうだ。



 もちろん数学だけではない、CO2を入れると、二酸化炭素の各種の物性値を教えてくれるし、Germanyを入れるとドイツの基本情報をまとめて教えてくれる。



 Googleはウェブサイトの案内役だとしたら、Wolframalphaは記憶力の強い理科博士かな。仕組がよくわからないが、検索されるコンテンツがどんどん勝手にネットユーザーによって作られていくGoogleに対して、Wolframalphaは自分でコンテンツを蓄積していかなければならないのではないかと思う。もしそうだとすれば、大きなコスト負担を支える収益計画はどういうものになるだろう。

2009年5月22日金曜日

東大 唯一無二

emp




 また東大EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)の話をする。



 今年のEMPのポスターにはでかでかと「唯一無二」の文字があって、それ以外のメッセージはない。



 これは東大の公式プログラムのポスターなのかと一瞬疑った。今までの東大はこういう自己主張を避けてきた(と思う)。平成16年の校歌選定の時も、結局なじみ深い「ただ一つ」を校歌にしなかった。最終的な決定は、「『大空と』および『ただ一つ』を、校歌としてではなく『東京大学の歌』として位置づけ、状況に応じて歌っていくこと、また、これに加えて法人化した東京大学に相応しい新しい歌を募集すること」だった。



 また新総長が所信表明の中で、東大の国内における位置づけの自己認識として、「旗艦大学」という言葉を使った。この言葉は旧帝大、東京6大学、関関同立というトップレベル大学群を総じて指す言葉である。つまりトップレベル大学の一つという位置づけだ。実際学内外の認識がどうなっているかは別として、公式にはこういうことなっている。

 

 その東大が「唯一無二」を社会人向けのプログラムのポスターで使うのは、今までにないアピールだ。大学間の競争が激化していく中で、積極的なアピールは東大にとっても重要だ。前も書いたことがあるが、そのアピールは内部に対するメッセージにもなるから、大学全体のモチベーションを高めることにつながる。



 東大には、それが必要だ。

2009年5月21日木曜日

縦画面のノートPC

 MacBook Airを前からほしかったので、この前ちょっと実際に使ってみた。トラックパッドはすぐ慣れて、非常に使いやすかった。でも気になったのは、画面は横長なので、(しかもsafariには全画面機能がないから、)safariを使うときはスクロールの回数が非常に多くなる。



 最近もう一つ話題になっているソニーのVaio Pもやはり横長だ。なんで縦長の画面のノートPCは出ないのかな。(キーボードが横長だから?)



 携帯はすでに画面が回転して縦でも横でも使えるものがたくさん出ているが、同じような感じのノートPCも作れるではないかと思う。



 デスクトップの場合は横長のディスプレーは縦でも使えるものが多いし、そもそも画面が全体的に大きいから横長でも画面には一度に多くの情報が入っている。でもノートPCはもともと画面が小さいから、一度見られる情報量が不足する。



 ほとんどのウェブサイトのページは縦に展開するし、WordもExcelも縦に伸びるのが基本だし、PowerPointだってスライドのノートを書くときは画面の縦の幅がほしくなる。こういうニーズがあるから誰か作ってほしい。ノートPCは薄くすることばかりを追求しても使いやすさが増すわけではないのだ。

2009年5月20日水曜日

中曽根元総理講話@東大EMP

中曽根康弘元総理が東大エグゼクティブ・マネジメント・プログラムで行った講演の要録を読んだ。(http://www.emp.u-tokyo.ac.jp/news/2009/0314.html

実にわかりやすくて、勉強になる内容である。

日本政治についてのいくつかの部分を(意図的に)抜き出してみる。

「小泉政治の一つの大きな功績は、90年代から2000年にかけての日本の漂流を止め、5年間政権を安定させたことです。」

「国民は両方が弱気な情勢で、あえて積極的に選択するものではないという意識もあって、結局大連立という発想を知識人はある程度持っているので はないでしょうか。 それによって、 国論を統一し政策を統一して、 政治の運営、運行を、障害をなくしていくように行うことが賢明だという判断もあると思います。」

「日本の政治は非常に厳しい情勢にあります。今の日本の政局は弱く、何時どういうふうに崩れて第三党ができるか分からない情勢が出てくる可能性があります。そういう面から見て、日本の政治状況自体というものが非常に危機的な状況にあると私は依然思います。」

「いかにして民族的なエネルギーを引き起こす力を政治が作っていくかが党派を越えた課題になります。」

「今の政治家は、 二世、 三世になって来ますと、 そうした度胸もないし、 あれた魂もないです。我々は戦争から帰って来て、必死になって日本をどういうふうに再建するかと、命がけでそれをやって来ました。そういうことで日本の曙というか、体制ができた訳です。」

「今の政治家には国の政治を新しく二大政党制に持っていくような能力ある優れた政治家はいないと思う。人間的な度量と深みが今の政党の指導者たちには感じられない。」

個人的には以上の論点に基本的に賛成だが、政界再編こそが安定な政治状況を作り出す道だと思う。それで生まれる政党は「第三党」ではなく、次に (世界全体が)安定期に入るまでの新しい「第一党」である。今の状況では、エネルギーを分散させるのではなく、集中して内外の環境変化によってもたらされ る問題の解決に当たり、次の潮流の中のチャンスを見極めるべきであろう。

日本政治は人を育ててこなかったのか、それとも優秀な政治家が今の体制では力を発揮できないのか。おそらく後者なのではないでしょうか。

2009年5月19日火曜日

iPhoneのライバル

日本初のAndroid搭載ケータイ「HT-03A」、ドコモから発売

iPhoneのライバルとしてAndroid携帯を期待していたが、今回発表された機種の機能を見る限り、iPhoneに勝るものではないと判断していいだろう。実際に手にしてみると、もうちょっと印象がよくなるだろうけど、この判断を覆すことはないと思う。

iPhoneのライバルが出現すれば、iPhoneの進化ももっと速くなると思っているが、残念ながら今のところまだ同レベルで戦えるものがな い。(←主観が入っていることは否めません)。だからiPhoneの進化は決して速くない。それでも進化しない携帯よりは遙かにましだが、Appleもい つまでもファンに甘えてはいられないと思う。iPhoneが出現したように、新しいコンセプトの携帯も近いうちに市場に投入されるだろう。もちろん iPodの進化過程のように、Apple自身が前商品の有力代替品を出し続ければいいが、携帯の市場は携帯音楽プレーヤー市場ほど甘くない。

次世代iPhoneは1ヶ月後くらいに市場に投入されるが、いまのiPhone3Gのユーザーでも買い換えたくなるようなハード面の進化を期待 したい。ついでにMacのネットブックも出してくれると、ポストジョブズのAppleに対する不安も幾分緩和されるかもしれない。

2009年5月18日月曜日

好きなことをやる?

よく趣味を仕事にしない方がいいという話を聞く。理由は趣味は趣味だから楽しいと感じるが、仕事になると楽しさがうんと減るからだと。

そうだろうなと思うが、こういうのは実践してみないとよくわからないことなので、イマイチ自分はどうなのか、確信を持てない。

今日後輩の研究の相談に乗っていて、研究室としてやってほしい研究と本人のやりたい研究のどっちをやるべきなのかの話で、後輩はやりたい研究をやると言っていた。(実際この二つの研究にはもっと複雑な要素があるからこんな単純な話でもないけども。)

うちの研究室のやり方としてはこういうときはもっと時間をかけて、本人の考えを聞いて、話し合って決めるので、結論を出すのは明日以降になったが、話の間ずっと、冒頭の趣味と仕事の話が頭の中にあった。

趣味とやりたいことはまた違うので、同じ理屈ではないかもしれないが、似たようなものではある。やりたいことを選んだとき、もしかしたらそれに はやりたいが故に、自分の中で作っている理想的な部分があるかもしれない。それと実際にやるときに直面する大変な部分とのギャップをどう受け止めるのか。 こういうことを意識して選んでいるのかなと思った。(たぶんちゃんと考えているだろうと思うが。)

僕自身は仕事(研究を含む)をやりたいかどうかという基準で選んだことがなかった。だから、結果的に、やりたいことをやっていて、途中に非常につらくなった経験もあるし、最初は乗り気じゃなかったけど、終わってみると思ったより楽しかった経験もある。

やりたいやりたくないを考えるよりも、どうやってやるかを考える。僕はそうしてきた。

2009年5月17日日曜日

技術経営戦略学専攻 入試説明会情報

専攻の宣伝です。

一般向け入試説明会が6月14日東大本郷キャンパスにて行います。

http://tmi.t.u-tokyo.ac.jp/examinfo/examinfo.htm



2009年5月16日土曜日

新型インフルエンザ

とうとう国内での感染が発生した。

弱毒性で症状が出始めたらいち早く受診すれば基本的には治る病気なので、SARSほどの緊張感はない。しかし、それは情報をちゃんと把握していることが前提となっていて、情報を持っていない状態で安心するのはやはり問題だ。

そういう意味では、政府が高度の緊張感を持ってこれに対応することが大事だと思う。政府から国民に情報を伝える過程で、その情報量と鮮度が落ち てしまうからだ。だから迅速で情報を開示し、さらに繰り返し重要な情報を伝えて、初めてその情報は広く認識される。もちろんその情報に対してどう思うかは 国民個々人の判断になるが、政府はその判断の根拠となるものをちゃんと提供しなければならない。

日本政府の新型インフルエンザへの対応は過剰だという批判があるが、こういう批判は不必要ではないかと思う。ただ単に正しく情報を伝えるのとそれを広く認識してもらうのは違うのだからだ。

大体批判している人たちは、政府がどう対応しても批判をするでしょう。

2009年5月15日金曜日

Wiiの間

Wiiでは「Wiiの間」という新しいサービスを先日開始した。

Wiiをインターネットにつなげ,好きな映像コンテンツをオンラインでみるサービスだ。オンデマンドテレビといったところだ。今は無料コンテンツしかないが、そのうち有料コンテンツも提供するそうだ。

コンテンツの内容は親子が一緒にみるためのものが多く、コンテンツの質もそれなりによく(電通がコンテンツを提供している?)、映像をみるときダウンロードのための待ち時間はなく、テレビと同じ感覚で見ることができる。

これらの点は全部「Wiiはリビングルームで家族みんなで楽しむための場を提供する」というコンセプトに基づいている。これはWiiの今までの サービス展開から見ても一貫している。今後の可能性を考えれば、この戦略は非常に大きな展開空間を持っている。その点では優れている戦略だと思う。

しかし、一般的な家族でのWiiの使われ方はよくわからないが、今までのサービス展開とその話題性から、まだ利用数は限定的で、持続的加速的な 増加の段階には到達していない気がする。もっと有力なコンテンツを投入して話題作りをし、口コミによる宣伝が自発的に発生するような仕掛けをする必要があ るでしょう。

任天堂のお得意な教育コンテンツにもっと注力すればいいと思うが、まだ協力する大手の予備校や出版社が見つかっていないのかな?

2009年5月14日木曜日

iPhoneで代返防止?

青山学院大:代返、アイフォーンで監視 基本料金払い、学生に配布へ

青山学院大は社会情報学部の全学生と教職員計約550人にiPhoneを配るようだ。

教育的な目的はいくつかあるが、その一つは代返だそうだ。「GPS(全地球測位システム)機能が付いたアイフォーンを使った出欠確認。学生の送 信場所を大学側が把握できるため、本当に教室にいるかどうかが即座に判明。」だが、やはり「友人にアイフォーンを預けてしまえば、出欠確認の「代返」は可 能。」と簡単な対策案がある。しかし、大学側は「メールなど個人情報が詰まった携帯電話を他人に貸すことはしないはず」と楽観的な期待を持っている。

そもそもこれは大学から学生に携帯を配布するので、その前から学生たちは自分の携帯を持っているはずだ。iPhoneを大学関係のことで主に使 う二台目という位置づけにすれば、友達に預けるのも全く問題ないだろう。おそらくそのうちこの学部の学生にも5,6台のiPhoneを持って授業を出る学 生が現れるだろう。

代返防止の問題については、学部3年生の時から同級生とよく議論してきた。そして得られた結論は二つ。

結論その1 どんな「先進的な?」技術やシステムを使っても、その対策は必ずあり、しかも学生側が必ずその対策を見つけ出すことができる。

結論その2 代返防止のもっとも簡単で効果的で手段は、技術にもルールにも依存しないやり方である。それは、教員が講義を取っている学生全員の顔を覚え、名前を呼んで顔を確認する形で出席を取ればいい。

もちろんそのために必要な教員の労力と講義内で出席を取る時間は非効率であることはその通りです。しかし、実際にはこれを毎回実行する必要はない。「あの先生は顔を全部覚えていて、時々一人一人の出席を取るのだ」と学生側にこのような認識が一般的になれば、効果は一定期間中持続するはずだ。

つまり、そんなに出席してほしいなら、教員がもっと学生を引きつける授業をするか、こういう努力をすればいいということだ。

2009年5月13日水曜日

ウイニングイレブン プレーメーカー 2009

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ほしい。

買うのを何日間延ばさせられるか、自分を対象として実験中。
今日は二日目。

2009年5月12日火曜日

四川�薙川大地震一周年

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2009年5月11日月曜日

小沢民主党終幕

約30分の会見だった。これで民主党の三年間の小沢時代が終了した。

ライバルの度重なる失点があったとはいえ、党の焦点を(政策よりも)政権交代に絞り、さらに小沢さんの保守カラーを押し出すことで、支持率を上げた実績は評価すべきだろう。(ちなみに民主党に政権を取ってほしいとは全く思わないが。)

同時に犠牲にされたのは民主党の政策作りだ。効果が期待できる政策よりも、聞こえのいい、受け狙いの政策を作ってきた三年間でもあったので、民主党の政策立案力はずいぶんと落ちたのではないかと推測する。

人材のいない民主党なので、代表戦に立候補するのは今までの代表経験者だけだろう。そしておそらく前原さんか岡田さんを代表に据えて、小沢さん・菅さん・鳩山さんが補佐する形の体制にして選挙を戦うだろう。まあ、勝てないでしょう。

いっそのことで、麻生さんも辞職して、両党総裁・代表戦を同時にやって、どっちも国民投票を受け入れ、そしてその直後に総選挙をやるという大統 領制的な選挙をやってみたらいいじゃないかと思う。議院内閣制の選挙ならいつまで経っても党の(ための)内閣しかできないから、小泉内閣のような民意に支 持される内閣は今のような状況では誕生し得ないだろう。

2009年5月10日日曜日

休日に仕事

今日もちょっとだけ大学に行って仕事をしてきた。

二週間一回くらいのペースで休日に大学に行って仕事をしている。平日と違って作業が中断されることがほとんどないので、仕事もはかどる。平日はその都度発生する優先順位の高い仕事をこなすので、休日は比較的に優先順位の低い仕事をまとめて片付ける。

実は研究室のスケジュール的に、平日の午前11時まではほとんど休日と同じ状態なので、本来なら午前中の時間を活用すればもっと効率よくこなせるはずだが、朝が弱いもので、まだちゃんとできていない。

これからは休日の完全オフを目指して、時間管理をもっとうまくやろう。

(ちなみにここで言っている「仕事」は自分の研究と勉強以外でやらなければならないことを指している。)

2009年5月9日土曜日

野村楽天

 首位なんだよね。なんで。



 野村監督の本を読んでみよう。誰かおすすめの本を教えてください。



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2009年5月8日金曜日

トヨタ赤字、でも雇用削減には手を付けない

営業利益4610億の赤字という結果になった。

ニュースなどを見ると、来期では固定費削減で8000億円のコスト削減を目指すが、雇用削減には手を付けないとしている。

しかし、同時に世界販売の焦点をシェアの小さい新興国(中国でのトヨタのシェアは5%台、インドブラジルは2%台)に移す方針のようだ。新興国 で競争するには、現地生産が重要なポイントになってくるので、今までアメリカで雇用している従業員を中国に連れて行くようなことでもしなければ、やはり北 米での人員削減は不可避でしょう。日本国内市場でも似たような状況だと、雇用削減の実施は時間の問題ではないか。

どのようにそれを回避するのかは、これからのトヨタの新社長の経営手腕の見せ所だ。

時間のスパンが違う話だが、これから労働集約型産業が日本からどんどん途上国に移転していくならば、日本の少子化は雇用圧力を緩和し、産業への 労働投入の効率化につながり、プラスの効果が出るでしょう。それと、人口構造のアンバランスによって生じる社会コストの増加と国内マーケットの縮小に対応 するため、国際市場に企業が進出するコスト、この二つのコストの合計と比較しながら、少子化の社会に対する影響を考えるべきではないかと思った。

2009年5月7日木曜日

共通価値観下の多様性

 組織の形成過程におけるリスク管理と相乗効果の予測と評価



 

 研究テーマです。



 嘘です。

2009年5月6日水曜日

卓球 危機的な状況

 世界卓球が閉幕し、中国卓球協会会長の蔡振華氏が総括の記者会見で、いまの卓球は「危機的な状況」と明言した。



 今回の世界卓球では5項目の20枚のメダル中、中国は17枚を獲得した。(ほかの3枚は男子ダブルスの日本ペアの銅メダルと女子ダブルスの中国香港ペアと韓国ペアの銅メダル。)出場選手の中で、元中国籍の選手も多くいた。



 蔡氏はこれを「再度の失敗」と結論付けた。野球のオリンピック項目として廃止されたことを考えれば、蔡氏の言葉の意味が理解できる。つまり、中国としては自国の卓球の競争戦略は成功したが、その結果として、スポーツとしての卓球の発展が犠牲になったということだ。実際会見では、他国の卓球の技術発展が思ったより遙かに遅いと蔡氏が言った。



 蔡氏は今後中国卓球の技術と経験の一部を他国と共有すると宣言した。具体的には、「中国の卓球技術とノウハウには10のレベルがあるとすると、その1から7までを他国と共有してもいいと思う。」「中国ナショナルチームのコーチが他国チームを直接指導することもあり得る。」と。



 しかし問題は技術の共有だけで解決できるほど単純ではないと僕は思う。今の卓球は競争的に魅力的なスポーツでなくなっただけではなく、観賞性も度重なるルール改正と技術改革でかなり悪くなった。これではますます人気が下がってしまう。改革するなら、スポーツビジネスの要素を取り入れて、より戦略的に卓球をプロデュースしていく必要があるのではないと思う。


2009年5月5日火曜日

考え抜いたわかりやすさ

 最近「わかりやすく伝える」ことについてよく考えている。



 今までの自分の伝える力にはある程度の自信があった。複雑な事象やたくさんある情報をわかりやすくそのポイントを伝え、段階的に内容を理解してもらえる。それは伝えようとする内容に対する理解と整理がうまくできているからで、長年の家庭教師・講師の仕事と学術論文をゼミで発表する経験のおかげだ。



 でも最近自分の伝え方の非効率性に気づいた。同じ理解度を実現するのに、もっと効率的に、つまり時間的にも、使用するマテリアルの量的にも、もっと節約できるはずだと思うようになった。



 理由は簡単で、今までは伝えようとする事象や情報の整理と理解に重点を置いて、それがちゃんとできれば、後は適切に聞き手の反応を確認しながら言葉を選べばよいと思っていた。でも伝えるその行為自体の工夫は全然足りなかった。



 だから高い理解度を実現できても、その効率が悪かった。そして、その結果、インプットを効率的に処理してアウトプットを出す力が伸び悩んでいた。



 その解決案を考えていて、その結論はタイトルの「考え抜いたわかりやすさ」だ。



 材料をそろえてからの、「編集」の勝負だ。もちろん材料の本質やポイントを意図的に変えるような編集ではなく、あくまでもそれを効率的に伝えるための編集だ。そのために必要なことは、「考え抜いたわかりやすさ」を追求することだと思う。



 まだ漠然としているところが多いが、現時点では「考え抜いたわかりやすさ」の内容は「面白いストーリー」とそれを構成する一つ一つの「シーン」の二つに対して工夫することで実現できると考える。今後しばらくの課題はそれを具体化して、自分なりの方法論としてまとめていくことだ。


2009年5月4日月曜日

競争の技術

 最新号(2009年6月号)のハーバードビジネスレビューのテーマは「競争の技術」だ。



 経営学の論文誌だから、周りに読んでいる人は非常に少ない。そもそもアカデミックに経営を研究することは、大学の研究としては成り立つかもしれないが、実際のビジネスでは役立たないじゃないかという考え方もある。



 それは、企業に限定しない一般論と企業の日々の個々の業務ケースとの対立、つまり戦略論と戦術や戦闘の対立に基づく考え方かもしれない。そうだとすれば、戦略の現場までの浸透とその一貫性の徹底によって対立を解消できる気がする。その戦略が悪いのではなく、その戦略を徹底しない(できない)のが悪いのだということだ。



 学者よりも企業人よりもコンサルタントのほうがこういう問題を日々考えているのではないかな。実際に聞いてみよう。



 タイトルとほとんど無関係の内容になったが、今月号のHBRはお勧めです。

2009年5月3日日曜日

親指シフト

親指


 一ヶ月半くらい前から、PCでの日本語の入力方法を仮名入力の一種の親指シフトに変えた。



 実は昔一度かな入力にチャレンジしたことがあった。普通のローマ字入力は打鍵数が多くて、遅いと感じたから、かな入力にして入力スピードを上げようとした。結果は、右手の小指が不器用すぎて、ミスが多く、実用的なスピードにあげることができなかった。その後もう一度試してみたが、やはり右手の小指のせいでだめだった。



 一ヶ月半前にネットで親指シフトの説明を読んで、これならいけるかもしれないと思った。理由は二つだ。親指シフトのかなの配置は普通の仮名入力より合理的で、小指のような使いにくい指への負担が低い。もう一つの理由は一つのキーに二つのかなを配置することで、ほとんどアルファベットのキーだけを使う。これなら数字キーや符号キーなど「遠い」キーに指を運ばなくてすんで楽だ。



 ちょっと親指シフトの説明をすると、ひとつのキーに二つか三つの仮名を配置して、普通に押すとそのキーに配置された一つ目のかなが入力されて、親指で押すシフト専用のキーと同時に押すことで二つ目のかなが入力されるという仕組みだ。たとえばaのキーには「う」と「を」が配置されていて、普通にa を押すと「う」が入力されるが、親指シフトキーとaを同時に押すと「を」が入力される。



 この二つのキーを同時に押すというのは最大の難点となる。いままでゲームの操作でしか経験したことのない二つのキーの同時押しに慣れるのに2週間以上もかかった。タイミングをそろえるのが難しかった。



 でも親指シフトにすると決めてからはこれしか使わないと徹底したので、割と早く慣れて、最近スピード的にも問題なくなってきた。後2ヶ月くらいすればローマ字入力よりは確実に早くなると思う。



 この話をすると必ずスイッチングのときの大変さを聞かれる。それは確かに大変だ。でも将来の時間の節約を考えると十分に価値のある投資だと思ってやった。今はその判断は正しかったと思う。


2009年5月2日土曜日

同姓同名

大泉洋 フジテレビプロデューサーと結婚



 お相手と同姓同名の子がいてややこしい。まあ、どうでもいいけど。



 以上。

2009年5月1日金曜日

愛ちゃん敗退

愛ちゃん敗退号泣「情けない」/世界卓球



 2回戦敗退。その後の混合ダブルスも2回戦負けたようだね。



 試合を見てないからどういう負け方をしたかよくわからないが、最近の愛ちゃん負けが多い印象がある。



 プレーに変化が足りないからじゃないかな。格下として強い相手を研究し、チャレンジするというのが今までのやり方だったが、今は上からも下からも研究される立場になった。そうすると弱点を攻められるが、プレーの変化の幅が足りないから対応できないじゃないかな。



 また中国スーパーリーグに参戦するらしいね。競争的な環境でもっと実力を伸ばしてほしい。中国一国支配的な卓球はやっぱり面白くない。