2006年8月11日金曜日

マナーとおばさん

 電車では携帯電話で話さないのはマナーらしい。特に若者がそんなことをしたら怒られたりする。

 この前電車で携帯電話で話している人を見た。なるべく周りに迷惑をかけないように声を抑えていた。

 同じ電車で買い物帰りのおばさん二人が乗ってきた。仲良しの友達同士みたいで、楽しく話している。相当大きい声でね。

 確かに電車で友達と話をすることはマナー違反じゃないらしい。でも僕が見る限りこのおばさん二人の話し声が携帯電話で話す人のより断然迷惑だ。

 携帯電話で話す人は周りを気にして小さい声で、しかもなるべく早く電話を切るようにしている。

 おばさん二人は何も気にせずに延々とおしゃべりを楽しんでいる。しかも、その話題には、「最近の若者がね」って始まるものもあった。

 最近のおばさんがね・・・

 「最近の若者がね」の話もある。

 とある駅のエレベーターには「必要な方がご利用ください。」と書いてある。

 二人のお年をめした夫婦が乗り込んで、僕もそれに乗り込んだ。

 にらまれた。

 そして、夫婦が「最近の若者がね」の話を始めた。

 そうか、僕に聞かせるためのかな?

 でも、「必要な方だけがご利用ください。」とは書いていないよね。しかも4,5人くらい乗れるエレベーターがには二人しか乗っていないから何で僕が乗っちゃいけないのかな。確かにその夫婦は乗っちゃいけないとは言っていないけど。

 またこんな話もある。

 僕は電話の電源を切りたくないからなるべく優先席には乗らないようにしている。

 優先席は必要な方のためのものだから、朝晩などの時間帯で乗ったりするときもちょっと年寄りの方が乗ってくればすぐどくようにしている。優先席に乗ってて、マナー違反といわれても確かに自分が悪い。でも、こんなこともあった。

 優先席に遠くない普通席に乗っていて、乗ってきたお年寄りの方が僕の目の前に立った。「優先席空いてるのにな」と僕が思って、席を譲らなかった。

 怒った顔で見られた。

 急いで携帯や、イヤホンの音量や、バッグの置き場所などを確認した。一般的に言うマナー違反はしていない。それで、ふと、もしかしたら、どかなかったことに対してかなと思ってしまった。本当はどうかは分からない。

 そうじゃないことを願っている。僕が何かよくないことをしていたの方がまた理解できる。普通席で席を譲ることは義務ではない。なにしろ優先席空いていた。


 いろいろ経験して、見てきたら、マナーというものはよく分からなくなってくる。どうもこのいくつかの話にできてた方と僕のマナーに対する理解がかなり違っているようだ。僕の勉強不足かもしれないからもっと勉強する。でも今の時点ではこれらは僕の疑問だ。

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2006年8月10日木曜日

堀江復活か?

 サイバーエージェントの藤田社長が元ライブドアの乙部さんの対談で堀江さんをCTO(最高技術責任者)として迎えるとの意向を表明した。

 あくまでも藤田社長個人の意思で、まだ会社の決定にはなっていないが、圧倒的な決定権を持つ藤田社長の意見がそのまま通るのが予想できる。

 つまり、これは堀江さんの復活を意味する。

 もちろん、この復活には条件が無いわけでもない。少なくとも藤田社長も「堀江さんの裁判が終わったら」と事件に対しての配慮をしている。

 これは大きなニュースになっているようだ。特にライブドアやサイバーエージェントの株主にとってはこれは将来の運命を決めるかもしれないほどのことのようだ。

 藤田社長のブログへのみんなの反応を見れば分かる。

 しかし、なぜ皆こんなに批判するのだろうか。それが分からない。

 皆は一回ミスをした人に対してはどうしても許せないようだ。どうかと思うが。

 なぜみんな堀江さんが変わるかもしれないと思わないだろうか。なぜ(多分)理由もなくひたすら堀江さんを否定し続けるだろうか。なぜ希望を持ってみようとしないだろうか。

 日本の文化は故人に対して、過去の過ちなどを一切追求しないという哲学を持っている。これは非常にすばらしいことだと思っている。

 しかし、日本人は生きている人に対してはなかなか許せないこともまた事実のようだ。一回失敗した人にはなかなかチャンスを与えないのも事実のようだ。

 アメリカなどでは失敗経験のある人のほうが成功確率が高いのに。日本はその確率を切り捨てているのだ。

 これでは安倍さんが首相になっても、その「再チャレンジ」政策を推し進めるのは大変なことであろう。


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