2004年11月10日水曜日

官僚

今日経済産業省の課長の方の授業を受けました。「産学連携の推進と大学発ベンチャーの創出に向けた取り組み」というテーマで、経済産業省の支援製作について説明してくれました。

授業の感じはいわゆる官僚のプレゼンテーションだった。一番感じたのは内容全体が表面に浮いていて、掘り下げた内容はないことだった。数字のデータを紹介してくれていたが、その数字が「産学官」に意味することをほとんど話してくれなかった。

MOTに関する数字があった:「今全国で130箇所のMOT授業を実施するところがある。受講した人はのべ2300人以上」と誇らしげに二回も言ってくれたが、これは多いのか少ないのか、この人数だから何なのかについては触れなった。

大学発ベンチャーの数字もあった:「平成13年に、大学発ベンチャー3年1000社計画が発表された。今は677社(この数字は僕の確かの覚えではないので、多少違うかもしれない)で、3年の期限は来年の3月まで。」「大学ベンチャーの収益は減っている。ベンチャーを作ってもらうだけではなく、存続もしてもらわなければならない」と。なんか矛盾しているように聞こえた。それでPSIのクラスメートは質問をした:「何で1000社という数字にしたのですか?社数ではなく総収益で考えればよかったのでは?」そのとおり、同じ気になることを聞いてくれた。でもそれは聞かなくても分っている気もした。課長の答えは長々と続いていたからあまり聞いていなかったけど、趣旨は「アメリカの数字から割り出した数字」らしい。

数字に対してこだわっているのはちょっと分る。官僚としてはそいう非常に単純の「数字目標」=「評価基準」になっている。達成できたかどうかという点で官僚の出世が決まるそうだ。そういう世界だ。そのためだと思うが、本質を掘り下げるより、その数字目標の達成を優先してしまうだろう。何かを言うときも一部の事実を述べているだけで、決して余計な話をしない。責任が重いからかな。

官僚の話を聞くのが何回かあるが、全部同じ感触だった。ぶっちゃけた話をしてくれる官僚の話を聞きたい。

2004年11月8日月曜日

財政赤字

  新しいパソコンを買うことを考えているから、今日ちょっとこの半年の自分の「財務」状況に関する数字をまとめて分析してみた。

 そんなにひどくはなかったが、単発収入を除くと赤字に陥っている状況にあるとわかった。それでとりあえずすぐパソコンを買うことは断念した。

 今の状況は改善が必要なので、まずちょっと「財務構造」を変えなければならないと思った。一人生活の「財務構造」を変えるのは、生活スタイルの一部を変えることだということだ。収入の増加も支出の抑制もこの構造の変わりでかなり改善できると考えている。そしてもっと状況をよくする第二段階は、考え方と戦略を変えるべきだと思った。考え方の方は今まで時間の金額換算をそうしてこなかったから、その考え方をもっと取り入れるべきだ。戦略の方は、積極的な攻めの戦略に転換すべきだと思った。

 早く新しいパソコンを変えるようにがんばる。