2004年8月5日木曜日

IBM最終面談

昨日はIBMのインターンの最終面談だった。最終面接というものだけど、もうすでに決まったはずだと読んでいた。そしてその読みがあたっていたことが後で分かった。

面談の場所はこれからインターンをやる箱崎事業所だった。茅場町駅から降りて、ちょっと歩いたらIBMのでかいビルが見えた。

二三十階もあるビルの一番上に「IBM」のマークがあったやっぱ「大組織」だなぁと思った。そして実際にビルの下まで来ると、なんか違和感を感じた。「もしかして俺は大組織には合わない?」と一瞬思った。その違和感を抱えたままビルに入り、受付に行った。名前と用件を言ったら、受付の人が「知らないよ」のような顔をして予約リストを僕に見せて、「この中にありますか」と聞かれた。「ないです。」「じゃ招待状がありますか?」「ないです。」この時点でちょっとヤバイと思った。次は担当者の名前聞かれるだろう。それははっきりと覚えてない。受付行けば大丈夫だと思っていた。そしてIBMの一事業所はこんなにもでかい規模だとも思わなかった。そしてやっぱ聞かれた、「担当者の名前は?」「すみません、はっきりと覚えていないです、**のような名前ですが、確かではないです」「ちょっと調べますので、おかけになってお待ちください」といわれた。座って待つ。そのまま20分経っても「この名前の人がいないですけど」と言われる。僕の言った名前も確かじゃないから見つからないのも分かるし、自分のせいで受付の人に迷惑を掛けたのも申し訳なく思うけど、何でインターンに関する情報は20分調べても出てこないのかと心の中で疑問を持った。そして勝手に「大企業」という言葉にその答えを収束させた。ちょっとした思い込みかもしれないけど。

このとき担当の方が受付に来た。助かった。それでやっと入管手続きが済ませた。

面談はその担当者との一対一だった。自己紹介を先にしてくれた。やっぱ僕の覚えたいた名前は間違っていた。経歴を簡単に聞かせてもらった。技術者から今管理者になった方だ。今は部下13人の部署の担当だ。その部署はやはり技術サポートの部署だ。その仕事内容(僕のインターンの内容でもあるけど)は簡単に言うとjavaのパッケージを作って、お客さんや他の部門に使ってもらうことだ。バリバリの技術系で、バリバリプログラムを書くらしい。

そして僕の自己紹介だった。やっぱ学科とコースにすごく興味を持って、聞いてきた。その説明をひたすらしたら、「技術系の仕事と経営系の仕事どっちをよりしたいと思いますか?」と聞かれた。そうすると、「もしIBMに入ったら、技術系の人間として入ったとすれば、経営みたいな仕事をするまでは10年から15年くらいかかります」といってくれた。なるほど、技術者が管理者になるまでこんなにかかるのだ、待ってられないなぁと思った。そして話はそのまま、「もし最初からマーケティングとは経営っぽいの仕事からはじめるとしたら、それはそれでずっと経営系の仕事をして、技術には触れないですね。後技術系で入ってその後マーケティングとかの方に行くのも出来ます。」

「やっぱだめだ、こんな大組織はちょっと僕の考えとは合わないんだ、少なくともここは」とついに思ってしまった。逆にこの時点でインターンに対してすごく興味わいてきた。自分に合わないかもしれない大組織で、自分の第一志望ではないjavaプログラムを書く仕事をする。これはこれから自分のしないかもしれない仕事を体験することになるから、「貴重」ともいえる経験になりそうだ。



ちなみに今日メールが来た。予想通りの合格だった。