2006年3月10日金曜日

東大合格発表

 今日は東大の合格発表日だ。後輩8人受けたから、結構発表を楽しみにしていた。



 いつも通り大学に行ったら、大学は明らかにいつも通りではなかった。受験生とその先生や親、各塾のスタッフ、メディア、そして大学の各クラブやサークルの学生でかなりにぎやか。



 四年前自分の合格発表をみる時も同じだったかもしれないが、その時はそんなことを見る余裕がなかったかも。



 受験生たちの反応は分かりやすい。大体みれば受かったかどうかがわかる。落ちた人のほとんどはすぐその場から去っていく。



 胴上げなどを派手に隣でやられているから、落ちた人はあまり気分がよくないのも当たり前だ。発表会場は完全に勝者だけのための場だから。



 こんなに派手に合格発表をやるのは東大と京大くらいかなと思う。ある意味でこれは東大が受験生に対する最初の授業かもしれない。入試は勉強だけではないと。



2006年3月9日木曜日

映画 県庁の星

 の映画を見た。


 意識改革をテーマにした映画だった。


 現状を変える。そのためにはまず考え方を変える。そのためにはまず立場を変えてみることを描く映画だった。


 問題解決のキーは「やる気」と「現場」であることを教えてくれるような映画でもあった。


 いろんな人が見て、いろんなことを感じる映画でもあった。


 軽くて重い映画でもあった。



2006年3月8日水曜日

国際女性デー

 今日は国際女性デー。日本ではあまり知られていないが、中国では今日は「婦女節」という祝日になっている。

 

 祝日といっても「婦女節」は基本的に休日ではない。中国では両働きだから女性も仕事をしていて、この日は女性だけ午後は休みの会社もあるが、それは各会社の判断に任せている。デパートなどはこの日に女性をターゲットのしたキャンペーンを行ったりするので、休めている女性よりも、忙しくなる女性の方が多い会社も多くあるだろう。

 

 テレビとかでは女性を中心の番組や、すばらしい女性を紹介する番組などとこの女性の日を強調する。

 

 この日はドイツの社会主義者が1910年に提唱し、国連は1975年から3月8日を「国際女性デー」と決めた。もちろんこれは男女平等を訴えるための記念日だが、中国では男性だけの記念日が無いため、逆差別だと冗談半分で主張する人もいる。


 

 中国では女性のことを「半辺天」といい、「天の半分」の意味で、女性は男性と同様に社会を支えていることを意味する。

 

 両働きのため、中国の女性の社会的地位は男性とあまり変わらないといえる。もちろん農村部や一部の業種ではまだ女性に対する差別が残っているが、それは中国の問題というよりも、世界各国に共通の問題だといえよう。

 

 日本も女性が社会に出て、安心して働けるような社会制度を整備すべきだと思う。少子高齢化で労働力不足が大きな問題とされているが、女性の3分の1が社会進出をすれば簡単に解決できる問題だと思う。意識の改革が早急に必要だろう。