2007年2月17日土曜日

それでは、僕はやりました。

 ショッキングなニュースだ。


   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070217-00000097-sph-soci


 携帯はこちらからhttp://www.news-service.ne.jp/tn/mailto_jump.cgi?fg=1&pg=85&ct=1&nid=73294


 一番最初に思ったのは、東大の危機管理能力がすばらしい。事件があった当日に本人に事情を聞き、処分を下す。本人も一身で責任を背負い、弁解なく辞任をする。この対応の速さは、最近の不祥事を起こした企業が見習うべきものだ。信頼を取り戻すのに、迅速の対応が必要であろう。


 そして、東大に対してはちょっと情けないとも思った。リクルートで役員まで務め、東大の総長室顧問を経て副理事になられた方が、「連日夜遅くまで仕事が続く」ように働いているのに、車ではなく、電車で移動させているのは問題ではないか。リスク管理能力は非常に低いといわざるを得ない。


 さらに、「連夜まで仕事で、眠ってしまい、気がついたら」と「太ももに手の甲が乗っかり、すりすり」という状況からも、少しだけ、本当に痴漢だったのかと思ってしまう。寝ている間に手が前後の動くというのはありえないわけでもないと思うが。


 もし今回の件はこれ以上の何かの意図があったら、それこそ本当に恐ろしいことだ。映画が話題になっているだけにぞっとくる。


 痴漢犯罪は最低な犯罪で、許すべきものではない。今回のはもし事実が痴漢であれば、大学の処分は妥当だし、総長もそれなりに責任を取るべきだと思う。さらに本人もそれ相応の罰を受けるべきだ。東大もリスク管理をもっとしっかりすべきだ。


 いずれにしろ、竹原さんが東大に来て以来、東大の就職サポートが充実になり、対外宣伝や、学生団体の活動に対する大学のサポートも積極的になった。大学は少しずつではあるが、いままで以上の活力を見せつつあった。これらを担当する竹原さんのおかげだということはいうまでもない。


 これからも、東大がこの勢いを失うことなく、そのパワーを発揮できることを望む。



2007年2月16日金曜日

東京マラソンの日の受験生

 軽く調べたら、今週日曜の18日が受験日の大学はたとえば以下のがある。


 慶應(商)、早稲田(人間科学)、青山学院(国際政治経済)、東京電機(工・理工・情報環境・未来科学)。


 校数は決して多くはないが、受験生数は少なくはないのではないかと思う。


 テレビで東京マラソンの沿路の店をインタビューして、店の方が、「マラソンをやるのを知ったのは2月に入ってからだ」といっていたのを聞くと、おそらく大学に通知したのも同じ時期ではないかと思った。


 つまり大学にとっては回避不可能だということだ。


 あげた四校の試験会場はともに今回のマラソンコースとは近くないから大きな問題はないと思うが、やはり車の移動などの場合は不安だろう。


 マラソンを開催することはいいことだが、それによってかけてしまう迷惑に対するケアはちゃんとやらなければ、来年以降は支持を得られなくなるかもしれない。そもそも今回のマラソンも慎太郎さんが支持を得るための性格が非常に強いので、なおさら市民に対する気配りが必要だろう。


 日曜日の天気は雨で、かなり寒いので、マラソンに参加する方は大変だと思う。それと同じくらい、その日に受験をする受験生も大変だ。


 東京で一番多くの人が、「頑張って」と言っている日だから、ぜひ受験でも頑張ってほしい。



2007年2月15日木曜日

amazon速い

 今日の朝3時にamazonで注文した本が、午後4時に自宅に届いた。


 しかも朝8時半までの注文で、このサービスを選べば、全部当日に届けてくれるという。


 もちろん有料サービスで、350円ほどかかる。しかも関東地方限定なのだ。


 でも1500円以上を買えば送料が無料になるから、その代わりにこの350円を払うと考えればこのサービスの料金は高くもない。大量に買う場合は特にそうだ。その日のうちに本を受け取れるというのはなかなかありがたいことだ。


 amazonはほかにポイントサービスも始めた。本の場合は基本的には100円を払うたびに1ポイントをもらえ、500ポイントでギフト券と交換できる。


 また、amazonは独自のクレジットカードも発行するという。VISAカードで、一般消費は100円で1ポイント、amazonでの消費は100円で2ポイント。


 いままでネットでどんな本でも買え、自宅まで届けてくれるというだけで顧客の支持を得られていたが、いまはこれらのようなサービスを打ち出さないと厳しいようだ。


 同じネット通販のサービスが増えたのが原因であろうが、本屋さんの反撃も効いている。また、ブックオフの好調と、TSUTAYAの貸し漫画進出など、ライバルがどんどん増えるし、どれも強いのだ。


 僕は本をたくさん買うからうれしいことだけど、ユーザーの分散によって、ネットサービスの口コミなどの質が落ちるのではないかとの心配もある。もっと本質的な差別化を図って、サービスレベルの維持を望む。



2007年2月14日水曜日

ルールの明文化

 今日毎日の行動スケジュールを作った。これを先日に作った毎日のタスクリストと一緒に使って時間管理をする。


 タスクリストは毎日やるべきことのリストで、具体的なものではなく、どちらかといえば忘れないためのチェックリストの性格が強い。たとえば、勉強する、読書するのような当たり前なことから、掃除やごみ出しのようなついつい後回しか、忘れがちのないようまで入れている。いまは20項目弱ある。


 行動スケジュールは中学校時代から作っていた時間割のようなものだが、今回の特徴はタスクをそれぞれの時間帯に割り振り、それぞれの時間帯における優先順位を決めるということだ。


 自分の行動を観察してみるとわかったことは、僕はいつも今やっていることを優先順位第一位に置いているような行動をしている。言い換えれば今やっていることを中断して、ほかのことをやるのを嫌うわけ。これによって引き起こした問題は、食事の時間がばらばらになっているのと、毎日やるべき一部のタスクをやる時間を持たなくなることだ。


 今回のルールで、たとえば12時から13時までの間の第一優先事項は食事だ。そして23時から24時までの時間帯では、ブログ更新が一番優先される。この二つはいままでほとんどこの時間帯で優先されることがなかった。


 やはり自分の中でなんとなく決めたルールではなく、それを明文化した方がルールとして認識しやすい。最近よく言われる「見える化」に近いものだと思う。はっきりした文字や図表で表して、初めてわかるものも多い。


 ルールを明確にしないからすれ違いが起きたり、妥協と責任転嫁が起きたりする。しかもルールの明文化は意外と時間と根気が必要だから、ちゃんとやらないことが多い。


 アメリカのビジネスマンが会議をやるとき、まず最初に現状と基本概念の確認と、会議の進め方を決めるという。ややこしい作業だけど、文化や価値観の違う人々の会議でもスムーズに進むために欠かさないと納得できる。これが会議の効率化につながるというのも明白なことだ。


 これから何かをする前に、順調に進められるようにルールや下準備のようなベース作りを必ずするようにしよう。



2007年2月13日火曜日

漢検2級

 をクリアできない!ショック。


 高校卒業レベルなのに、意外と難しい。漢字にちょっと自信があるだけにショックも結構大きい。


 DSの漢検ソフトで奮闘して、二回チャレンジしたが、クリアできず。問題は読みと書き取り。意外にも始めてみる単語が出てきている。山車、星霜、読めないし、意味もわからない。汗。今はわかったけど。


 書き取りのほうは明らかに字を書かなさ過ぎが原因だ。なんとなくのイメージはわかるが、細かいところはかけない。大学に入ってから数学以外のレポートは全部パソコンでやった。これがまずかったようだ。


 一両日中に2級は確実にクリアできる。問題は準1級と1級だ。漢字の勉強というより日本語の勉強だ。日本文化の勉強でもある。


 漢字を書けない学生が増えているが、それがさほど問題だと思わない。しかし、漢字のの背後にある古来の日本文化について日本人が勉強しなくなっているから、これは問題だろう。


 新しいものは古いものの上で初めて出来る。高い建物を建てるときにその礎をしっかりしないといけない。


 漢検に話を戻すが、来年中には1級を取りたいから、頑張らないと。



2007年2月12日月曜日

東大に女性総長誕生

 はいつになったら実現できるだろう。


 ハーバード大は女性学長を選出した。前学長の性別差別発言で辞任した後の学長だから、女性が選出されるのは予想されていた。そういう意味では結構複雑ではあるが、女性であることは変わらない。


 これよりびっくりしたのは実はアメリカの東海岸の有名校がメンバーとなるIvy League の11校の半分は女性学長だという。


(参考にしたニュース、英語、PCからしかみれないhttp://www.cnn.com/2007/EDUCATION/02/11/harvard.president.ap/index.html


 対して日本の大学の学長。調べてみた。国立全88校の中、女性学長の大学はお茶ノ水女子大と東京外国語大学の2校のみ。


 また、私立大学に関しては、多数あるため、以下25校だけを調べた。慶應、早稲田、国際基督教、上智、東京理科、同志社、立命館、関西学院、東京農業、立教、関西、北里、津田塾、明治、青山学院、法政、南山、中央、東邦、日本女子、学習院、芝浦工業、東京薬科、東京女子。


 結果は、25校中津田塾大、日本女子大、東京女子大の3校だけが女性学長なのだ。


 国立と私立の25校とも、女性学長の伝統のある大学でしか女性が大学のトップに立っていない。


 さらに、東大を例に、これから学長になるかもしれない人を調べてみた。
 
 まずは東大の総長、理事、監事、副理事の13人の中は、女性は理事の一人だけだった。しかもこの方は事務方なので、学長になる可能性はないでしょう。


 次に総長特任補佐、研究機構長、本部長、学部・研究科長、研究所長、センター長などを調べてみた。全部で74人の中、女性はわずか3人しかいないのだ。


 ということは、東大の次代総長に女性の方がなる可能性が極めて低い。


 もちろん東大はいままで一度も女性総長を選出したことがない。おそらくほとんどの大学も同じでしょう。


 大学は完全な男社会だということだ。このままではいくら各大学が「男女共同参画」推進を「進め」ても何の意味もないだろ言う。


 東大の総長選出についてある方がおっしゃっていたのは、東大は思い切って海外から外国人女性総長を迎えるくらいのことをしなければ、本当の改革派無理だろう。


 その通りだと思う。



2007年2月11日日曜日

音で日本語を理解する

 来日してもう7年以上になる。来日してから日本語の勉強を始めたのだから、日本語勉強して7年以上になる。


 最近意識し始めたことは、日本語を理解するのに、漢字を思い出すという作業をほぼ完全に必要なくなった。


 いつからこうなったのかはわからないが、昔はいちいち漢字を思い出して理解していたのは確かだ。最初日本語を学ぶときは漢字が唯一の頼りだったから、いつも聞いた日本語の音を漢字という「映像」に転換して、理解していた。おそらく中国語を母国語として、日本語を勉強する人なら誰もが最初はこうだったと思う。長い時間が要るが、そのうち、音だけで理解できるようになる。


 僕的にはこれを「外国語の母国語化」と理解している。外国語の音に対する感覚が出来上がるまでは、その形を頼りにする。


 英語を例にすると、たとえば初めてsuggestという言葉を覚えた状態で、リスニングなどでその発音の「サジェスト」を聞いたとき、頭の中では、「サジェスト」→「suggest」→「提案」と3ステップで意味までたどり着いている。しかし、この言葉をよく使い、よく聞くうちに、「サジェスト」→「提案」と2ステップになる。脳の中で発音と意味が直結して、形を意識しないで済む。これはひとつの言葉の例だけども、あるときから、あまり使っていない言葉に対しても、2ステップになってくる。そして新しい言葉を覚えるときも、2ステップで覚えられるようになる。つまりその言語全体に対して、2ステップで理解するようになる。


 これを僕は「外国語の母国語化」だという。この過程は脳がその言語の発音に慣れ、その言語を処理する思考回路を作り上げる。


 どれくらいの時間がかかるかわからないが、以下の二点できるようになればその外国語は母国語化してきたのではないかと思う。


 1.ラジオであまり知識を持っていない分野の話しを聞いても、その内容を話の進みと同時進行で大体理解できる。


 2.無意識に聞き流しただけのラジオやテレビだけど、話されていた情報が頭の中に残る。