2007年8月3日金曜日

モスバーガー

 モスバーガーはなんできれいに食べられるように作らないだろう。


 毎回食べるときにどうすればきれいに食べられるかを考えるが、いまだに一回も成功していない。毎回食べた後に包んでいた紙にたまねぎなどが溜まってある。しかも気をつけて食べないと手も口に周辺も汚されてしまう。


 もしきれいに食べられないのは僕だけだったら、是非食べ方を教えてください。


 何年間前にモスの社長の話を直接聞くチャンスがあって、そのとき社長はモスのバーガーはマックのよりきれいに食べられると自慢していた。確かに当時のモスバーガーはそうだった気がする。最近新しくしてからこうなったのかな。


 確かにモスバーガーはおいしい。でもおいしければいいわけではないだろう。


 機能がいいのに使いにくいDVDレコーダーも、画像がきれいだけどソフトが面白くないPS3も同じかもしれない。企業は自己満足で商品を提供してはいけない。顧客が利用して満足して初めて、それがいい商品となる。これを忘れている企業は意外と多い。



2007年8月2日木曜日

オープンキャンパス

 8月1日と2日は東大のオープンキャンパスの日だった。1日は本郷キャンパスで、2日は駒場キャンパスでそれぞれ高校生向けのプログラムが行なわれた。


 東大が積極的に高校生や一般市民向けにアピールするのはここ数年で、国立大学法人化以来のことだ。


 世の中の東大に対するイメージと実際の東大の間に大きなギャップがあることが確かで、それは別にそんなに大きな問題ではないと思われてきた。しかし、やはりイメージが実際と違うことはいろんな影響を及ぼすことになるので、最近東大は自分たちからの発信を増やしている。


 実際に東大にはよく出来ているシステムなどが多くある。個人的には東大の教養課程のシステムが非常に評価すべきものだと思っている。最初の2年間(実際は1年半)は専門を決めずに、幅広く授業を取り、他分野の知識に触れ、その中から自分のやりたいことを見つける。2年間をこのように過ごすことがとても大事だと思う。


 もともと多くの大学で採用されているシステムだが、大学の改革でほとんど廃止され、まったく独立した教養課程を設けているのはいまは東大しかない。(慶應義塾大学など、各学部の中で教養教育を行なう大学はまだ多くある。)


 高校を卒業するのは18歳くらいのときで、この時点で自分は何をやりたいのかをはっきりしている高校生が少ない。そもそも小中高校の12年間で触れられる知識も、世の中との関わりも限られていて、十分な情報を持たないまま自分の専門を決める時期に突入してしまう。


 別に大学を2年間通ったからといって、自分の本当にやりたいことが分かるようになるわけではない。しかし、この2年間で得られる情報量は高校生のときの何倍、場合によっては何十倍にもなるかもしれない。少なくとも選択の幅が広まるのは間違いないだろう。


 東大の中でもいまだに教養課程の存続についての議論がある。つまり教養課程のマイナスの面もある。よくあげられるのは、やりたいことがはっきりしている学生にも、2年間の間ほとんど専門の勉強をさせない。これは学生の視野を広げると同時に、やる気をなくさせてしまい、人材の浪費になるのではないかという点だ。


 実際のやり方の改善すべき点はまだまだあると思うが、制度自体は存続させえていくべきだと思う。



2007年8月1日水曜日

勝負の8月

 1ヶ月ぶりのブログ。8月になって、夏休みに入ったが、勝負はこれからだ。


 大学院生にとっては事実上夏休みも研究の期間で、学期中よりは時間的な自由度は高いけど、完全な休みというわけではない。むしろ学期中のスケジューリングされる授業やゼミがほとんどない分、研究にとっては貴重な2ヶ月間になる(大学は大体9月末まで休み)。


 もちろん大学院生にとっても研究だけが重要なわけではない。ほかにもやることがある。大事なのは夏休みの使い方だ。


 個人的には夏休みが学期中と違うのは、一週間単位で何かを進めなければならない制約がなくなることだと思う。学期中だと授業やゼミなどは毎週あるので、それ以外の作業は一週間単位で途切れ途切れになってしまいがち。対して夏休みは短期間集中的に何かをやってもいいし、長い期間で連続的にやっていくこともできる。


 そういうわけで、夏休みの活用の仕方の自由度が高いだけに、ちゃんと活用できるかどうかで、成果の差がかなり出るだろう。


 欲張らずに、優先度の高いことを集中してやっていこうと思っている。