2005年9月22日木曜日

PSI海外研修一日目上海

 今日はPSI(東京大学工学部システム創成学科知能社会システムコース)三年生の海外研修の初日だ。今年の行き先は中国で、しかも担当の先生はうちの研究室の先生なので、僕や研修室M1の中国人の先輩とロシア人の研究生も参加することになった。
 初日の今日は夕方の上海での合流と簡単な市内観光だけ。僕は長春から、三年生の留学生一人と修士1年(M1)の留学生の先輩は瀋陽から、ほかのメンバーは日本から上海浦東(プートン)空港に集まってくる。空港では国際線の向かいの人がいっぱいだった。上海空港は成田と同じレベルの大規模空港なので、国際便はかなりある。僕が待っていた一時間以内だけでも10便くらいはあった。人数が多いから手続きは遅い。日本から来るグループが到着してから空港出るまで1時間以上かかった。空港から市内までは車移動でまた1時間以上かかるから、市内に着いたのは夜の7時過ぎだった。
 上海での宿や交通などは全部先輩の留学生が上海にいるもとクラスメートに頼んで予約してもらった。ホテルは市の中心部にあって、あまり高級ではないけど、シャワー、クーラー、テレビ、ネット環境など完備なのでいうことはない。このホテルの一番いいところは、上海の観光名所のバンド(ワンタン)や、繁華街の南京路までは非常に近くて、歩いて何分かでいける。しかも値段は二人部屋で、288元(4000円くらい)、一人当たり2000円くらいしかかからない。車は15人乗りのミニバスで、二日間くらいの貸切で1900元(30000円くらい)。上海の物価は日本並なので、このような安くていいホテルや車はとてもありがたい。
 8時くらいにホテルから出てご飯を食べに行った。もちろん本場の中華料理で、みんなかなり満足。やっぱり本場の味はおいしさ的には日本の中華料理屋さんでは絶対味わえないから。
 ご飯食べてからは歩いてバンド(ワイタン)や、南京路を廻ってみた。夜なのにバンドではとにかく人が多い。やはり観光客がみんな来ている。バンドで黄浦江向こう(浦東)側ののオリエンタルタワーや高層ビルのライトアップなどにみんながかなり感動した。東京のお台場以上だとみんなが言っていた。
 結構歩いて南京路に着いたのはもう11時くらい。店は全部閉まっているけど、屋台とかはまだやっている。僕ら中国人らは屋台での料理とかをよく食べたりするけど、日本人の学生たちはやはり始めて中国の屋台に挑戦するのがほとんど。まだ胃腸が中国の食べ物に慣れているかどうかが不明だけど、みんな炭火焼の羊肉の串や、羊の心臓の炭火焼を食べてみた。こういう肉串は中国では割とよくあって、羊や牛の肉を串にして、炭火で焼きながら塩コショウ唐辛子などの調味料をつける。焼きあがった肉はかなり柔らかくて香ばしい。やはりそのおいしさも中国に来ないと味わえないものだった。
 歩いてた途中でコンビニが結構あった。中国の会社のもあるし、日本のファミリマートやローソンもあった。ファミリマートの店に入ってみたらおいてある商品の種類や配置は基本的には日本の店と同じだった。ただもちろん日本の会社の商品も中国の会社の商品も中国国内製。後日本のコンビニと違うのはトイレはなかった。
 吉野家もあった、ただ24時間営業ではなかった。それに対して繁華街にあるマックは24時間営業だった。これはもちろん一部の夜にも人がいる繁華街にある店だけだけど。ピザハットもあってが、これも日本と違って、レストランになっていて、店内で食べられるようになっている。実は中国でのピザ屋さんは店内で食べるのがほとんどで、届いてくれるサービスをやっていない。
 二時間くらいも歩いて、12時も過ぎてしまったから、ホテルに戻った。今日は飛行機の移動あったし、市内でまたかなり歩いたから、みんな疲れている。明日は8時集合だけど、ちゃんと起きれるかな?