2004年7月29日木曜日

大使館に行ってきた

今朝中国大使館領事部に行って来た。パスポートの期限がそろそろ切れるので、その延期の手続きをしにいった。

中国の政府機関の窓口サービスには昔、職員の態度が悪い、処理スピードが遅いという評判が国内にあった。この点と在日中国人の絶対数が多いから、大使館に色々な手続きをしにいく人がたくさんいるだろうとの予想で、おそらく時間かかるだろうと思っていた。そのため、サービス開始20分前の8時40分に大使館領事部に着いた。



やっぱ予想通り短くない列がすでに出来ていた。意外と日本人と他の国の外国人がたくさんいた。並んでいる間にも続々と人が来て、9時直前になるともうすでに長蛇な列になっていた。

��時になって、列がかなりのスピードで建物の中に入っていく、ちょっと以外だった。実際に入ったら、入り口で分かりやすく各階の手続き内容の案内があった、しかも中国人向けの内容は中国語で、中国人以外向けのは日本語と英語で書いてあった。

指示通り三階に上がる。最初目に入ったのはテレビで流している建国50周年の天安門広場での記念軍事パレードの映像だ。かなり愛国心が上がってきた。しかし同時に、この映像は日本人や他の外国人の目にはどう映っているだろうと気になった。周りを見ると、そのテレビを見ている人がほとんどいなかった。気づいてないのか、それともリアクションに困るから見てないのか?

申請書を取ってを記入する。入国管理局の複雑なものに対して、やっぱ自国の大使館の申請書はシンプル。書いて窓口へ。全部三つあった。もちろん列は三つ。面白いのは、窓口は国籍別で分けていなく、三つともその階でやる全サービスを受け付ける。三人の職員とも中国語、日本語、英語を自由に使いこなしているようだ。「格好いいなぁ」と思った。さらに驚いたのはその処理スピードの速さだ。書類がそろえた人の場合は書類を確認して、受付書を渡して終わり。そろってない人の場合は足りないものを教えて終わり。列がどんどん前に進む。僕は書類全部そろえたから、1分くらいで手続き終わった。

建物から出たのは9時7分だった。相当すばらしい効率だと感心した。さすが日本にある大使館だから、サービスも日本並みにいい。国内の窓口サービスもこんなに良くなったら全国でどれだけ生産性がアップするだろう。いいものをどんどん吸収すべきだ。今までは民間がその努力をしてきたから、今度は政府機関もすべきだ。早くサービス型政府に移行してほしい。

インターンオリエンテーション

昨日(毎回Blogつけるのが当日に間に合わないけど)(株)ディスコのインターンのオリエンテーションだった。朝十時から午後五時までのハードなカリキュラムだった。午前中は会社説明と役員の講演で、午後はインターンの全体的な説明と見学と部門担当者との打ち合わせだった。



最初は人事部の社員さんが会社について簡単に紹介してくれた。驚いたのは半導体の加工機械のマーケットの世界シェアの70から80パーセントをディスコが取っていることだ。しかも半導体の大規模生産をする企業はほとんどディスコの顧客だ。つまりわれわれが使っている電気製品にある半導体のチップの70から80パーセント、あるいはそれ以上はディスコの機械で加工されたものだ。にもかかわらずディスコについて知っている人がとても少ない。やはりBtoBのビジネスをやっている企業はなかなか世間一般に知られにくいようだ。

役員講演は面接のときの面接官の人だった。後でその人は常務取締役PRカンパニープレジデント(会社のNo.4)であることが分かった。役員にして結構若い人だった(40代?)。まず機械メーカーであるディスコのKiru,Kezuru,Migakuの技術を紹介してくれて、その後会社の価値観について話してくれた。内容からして結構いい講演だったけど、長すぎてて(1時間半)、プラス僕の前の夜の寝不足で、寝てしまいそうなときが何回もあった。しかも一列目に座っていたから、かなり悪いイメージを与えてしまっただろう。

午後書類を書いて、そして実際に機械で半導体の(学科の友達がこの前割ってしまったのと同じ)ウェハーをKezuruとKiruの様子を見学させてくれた。といっても学校のプロジェクトのように、機械が実際に加工している様子は見えなかった。イメージだけつかめた。現場で説明してくれる技術者の一人が中国人だった。(僕自身も人事のようにはいえないけど、)その人の日本語は結構典型的な中国人訛りの日本語だった。そのまじめで一生懸命な感じに結構親しさを感じた。周りのインターン生にかなり技術に詳しい人が何人かいて、割と専門性のある技術的な質問をした。まったく分からない内容ではなかったけど、自分はやっぱり文系寄りだなぁと実感した瞬間だった。

見学の後は部門の責任者との打ち合わせだった。打ち合わせの場所は社屋7階にある社員さん用のカフェテリアだった。窓ガラス越しで羽田空港の滑走路が見えていた。担当者は今の大学生のことについてほとんど分からない方だった。でもやさしくて僕たちのために色々考えてくれる人だった。ちなみに希望により配属された部署は海外技術サポート部だった。同じ部署には後女の子一人が配属された。実際に仕事場を見に行ったら中国人の社員さんが結構いた。雰囲気的には外国人も働きやすい会社なようだ。まあ、実際に働いてみないと本当にそうなのかどうかは分からないけど。

全部終わったのは午後五時だった。

2004年7月27日火曜日

インターンシップおよび夏休み

昨日で夏休みのインターンの日程はほとんど決まった。一応以下の通り:

8月9日(月)から13日(金)まで 株式会社ディスコ

8月16日(月)から9月11日(土)まで IBMビジネスファンダメンタル講座

9月13日(月)から29日(水)まで 株式会社ビービット

夏休みはほとんどインターンで埋まられてしまった。ちなみにこれからの二週間は毎日バイト(家庭教師)もあって、僕がCIOをやってる学生団体VIPSの仕事もあって、この夏は大学に行くより忙しくなるのは確実なようだ。



インターンに対しては、すごく積極的だった。でも別に必死にインターンをしたかったわけでもない。夏休みも余暇のあるのがほしかった。もともとインターンより、インターンの面接を受けてみたいのが本当の思いだった。今まで立ったことのない戦場に立ってみたかった。そしてその戦場で燃えてみたかった。今になって、勝ち負けの結果を見てみると、燃えた戦闘は全部勝ったわけでもなかった、燃えてなかったのも全部負けたわけじゃなかった。すべての戦闘は同じ判断基準で判定を下しているのではないとわかった。そして、自分は、少なくとも今の自分はどんなのに向いているのはちょっとわかったような気がした。PSIに入ってから、本当は負けた戦闘の判断基準で勝てるような人間になりたかった。でもそれはまだまだ達成できていない目標だとはっきりと分かった。これでこれから今まで以上に頑張れる元気が心から沸いてきた。

まずこの夏頑張ろう。21年間生きていて、経験したことのない夏になるに違いないから、これこそ成長の絶好なチャンスだ。二ヶ月後もう一回自分をしっかりと見つめれば、もう一回り成長できただろう。

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