2004年7月29日木曜日

インターンオリエンテーション

昨日(毎回Blogつけるのが当日に間に合わないけど)(株)ディスコのインターンのオリエンテーションだった。朝十時から午後五時までのハードなカリキュラムだった。午前中は会社説明と役員の講演で、午後はインターンの全体的な説明と見学と部門担当者との打ち合わせだった。



最初は人事部の社員さんが会社について簡単に紹介してくれた。驚いたのは半導体の加工機械のマーケットの世界シェアの70から80パーセントをディスコが取っていることだ。しかも半導体の大規模生産をする企業はほとんどディスコの顧客だ。つまりわれわれが使っている電気製品にある半導体のチップの70から80パーセント、あるいはそれ以上はディスコの機械で加工されたものだ。にもかかわらずディスコについて知っている人がとても少ない。やはりBtoBのビジネスをやっている企業はなかなか世間一般に知られにくいようだ。

役員講演は面接のときの面接官の人だった。後でその人は常務取締役PRカンパニープレジデント(会社のNo.4)であることが分かった。役員にして結構若い人だった(40代?)。まず機械メーカーであるディスコのKiru,Kezuru,Migakuの技術を紹介してくれて、その後会社の価値観について話してくれた。内容からして結構いい講演だったけど、長すぎてて(1時間半)、プラス僕の前の夜の寝不足で、寝てしまいそうなときが何回もあった。しかも一列目に座っていたから、かなり悪いイメージを与えてしまっただろう。

午後書類を書いて、そして実際に機械で半導体の(学科の友達がこの前割ってしまったのと同じ)ウェハーをKezuruとKiruの様子を見学させてくれた。といっても学校のプロジェクトのように、機械が実際に加工している様子は見えなかった。イメージだけつかめた。現場で説明してくれる技術者の一人が中国人だった。(僕自身も人事のようにはいえないけど、)その人の日本語は結構典型的な中国人訛りの日本語だった。そのまじめで一生懸命な感じに結構親しさを感じた。周りのインターン生にかなり技術に詳しい人が何人かいて、割と専門性のある技術的な質問をした。まったく分からない内容ではなかったけど、自分はやっぱり文系寄りだなぁと実感した瞬間だった。

見学の後は部門の責任者との打ち合わせだった。打ち合わせの場所は社屋7階にある社員さん用のカフェテリアだった。窓ガラス越しで羽田空港の滑走路が見えていた。担当者は今の大学生のことについてほとんど分からない方だった。でもやさしくて僕たちのために色々考えてくれる人だった。ちなみに希望により配属された部署は海外技術サポート部だった。同じ部署には後女の子一人が配属された。実際に仕事場を見に行ったら中国人の社員さんが結構いた。雰囲気的には外国人も働きやすい会社なようだ。まあ、実際に働いてみないと本当にそうなのかどうかは分からないけど。

全部終わったのは午後五時だった。

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