最近生鮮食品の値段が上がったらしい。そして、原因は中国の消費量の急増らしい。
魚の消費量は世界全体の3分の1に上ったらしい。(数字はうろ覚えだけど)
平均で見ると生活水準の上昇と物価の上昇はほぼ同程度だが、沿海部などの先に裕福になった地域の生活水準の上昇が物価上昇よりはるかに速い。もちろんその結果としてものが安くなっている。
最初は贅沢品消費に多くの金が使われていたが、最近食事や服など生活必需品のレベルをアップさせることに力を入れているみたい。
中国人の食生活が変わりつつあるのは本当なのだ。10年前の食卓と比べると圧倒的な数の種類のものを普通に食べるようになったし、外食の頻度も相当上がった。
うちの父親と母親は両働きだが、毎日晩御飯の一食だけ家で食べる。朝は二人とも早いから、歩いて通勤する途中の店で食べる。作る手間も省けるし、値段も全然高くない。そしてお昼は仕事場の食堂か外食をする。夜だけ家で作って食べる。その晩御飯でも時々外食になったりする。
中国の温家宝首相が外国人記者会見で「13億という数字は、どんなに大きな成績でも、13で割ればきわめて小さくなり、どんなに小さな問題でも13億をかければきわめて大きくなる。」といっていた。
中国人が生鮮食品を多く食べるようになり始めたとたん世界中がその影響を受けるのも同じことだ。