はいつになったら実現できるだろう。
ハーバード大は女性学長を選出した。前学長の性別差別発言で辞任した後の学長だから、女性が選出されるのは予想されていた。そういう意味では結構複雑ではあるが、女性であることは変わらない。
これよりびっくりしたのは実はアメリカの東海岸の有名校がメンバーとなるIvy League の11校の半分は女性学長だという。
(参考にしたニュース、英語、PCからしかみれないhttp://www.cnn.com/2007/EDUCATION/02/11/harvard.president.ap/index.html)
対して日本の大学の学長。調べてみた。国立全88校の中、女性学長の大学はお茶ノ水女子大と東京外国語大学の2校のみ。
また、私立大学に関しては、多数あるため、以下25校だけを調べた。慶應、早稲田、国際基督教、上智、東京理科、同志社、立命館、関西学院、東京農業、立教、関西、北里、津田塾、明治、青山学院、法政、南山、中央、東邦、日本女子、学習院、芝浦工業、東京薬科、東京女子。
結果は、25校中津田塾大、日本女子大、東京女子大の3校だけが女性学長なのだ。
国立と私立の25校とも、女性学長の伝統のある大学でしか女性が大学のトップに立っていない。
さらに、東大を例に、これから学長になるかもしれない人を調べてみた。
まずは東大の総長、理事、監事、副理事の13人の中は、女性は理事の一人だけだった。しかもこの方は事務方なので、学長になる可能性はないでしょう。
次に総長特任補佐、研究機構長、本部長、学部・研究科長、研究所長、センター長などを調べてみた。全部で74人の中、女性はわずか3人しかいないのだ。
ということは、東大の次代総長に女性の方がなる可能性が極めて低い。
もちろん東大はいままで一度も女性総長を選出したことがない。おそらくほとんどの大学も同じでしょう。
大学は完全な男社会だということだ。このままではいくら各大学が「男女共同参画」推進を「進め」ても何の意味もないだろ言う。
東大の総長選出についてある方がおっしゃっていたのは、東大は思い切って海外から外国人女性総長を迎えるくらいのことをしなければ、本当の改革派無理だろう。
その通りだと思う。
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