サイバーエージェントの藤田社長が元ライブドアの乙部さんの対談で堀江さんをCTO(最高技術責任者)として迎えるとの意向を表明した。
あくまでも藤田社長個人の意思で、まだ会社の決定にはなっていないが、圧倒的な決定権を持つ藤田社長の意見がそのまま通るのが予想できる。
つまり、これは堀江さんの復活を意味する。
もちろん、この復活には条件が無いわけでもない。少なくとも藤田社長も「堀江さんの裁判が終わったら」と事件に対しての配慮をしている。
これは大きなニュースになっているようだ。特にライブドアやサイバーエージェントの株主にとってはこれは将来の運命を決めるかもしれないほどのことのようだ。
藤田社長のブログへのみんなの反応を見れば分かる。
しかし、なぜ皆こんなに批判するのだろうか。それが分からない。
皆は一回ミスをした人に対してはどうしても許せないようだ。どうかと思うが。
なぜみんな堀江さんが変わるかもしれないと思わないだろうか。なぜ(多分)理由もなくひたすら堀江さんを否定し続けるだろうか。なぜ希望を持ってみようとしないだろうか。
日本の文化は故人に対して、過去の過ちなどを一切追求しないという哲学を持っている。これは非常にすばらしいことだと思っている。
しかし、日本人は生きている人に対してはなかなか許せないこともまた事実のようだ。一回失敗した人にはなかなかチャンスを与えないのも事実のようだ。
アメリカなどでは失敗経験のある人のほうが成功確率が高いのに。日本はその確率を切り捨てているのだ。
これでは安倍さんが首相になっても、その「再チャレンジ」政策を推し進めるのは大変なことであろう。
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