ここ二日間よくWolframalphaという新しい検索エンジンで遊んでいる。
正確には一般的な意味の検索エンジンではなく、コンピュータ知識エンジン(?)で、"yahoo"を入れてもヤフーのURLを教えてくれず、代わりにヤフー社の株式の情報と英単語としてのyahooの意味を教えてくれる。
つまり、何らかの「知識」を教えてくれる検索エンジンだ。
結構便利だと思ったのは、このエンジンが数学の問題を解いてくれる、しかもそれは単純な数値計算ではない。たとえばxのx乗の微分を求める問題は、d(x^x)/dx と入力すると、答えはx^x * (log(x)+1)と教えてくれる。ほかには、関数の最大最小値問題を解いたり、グラフを描いたりする機能はこれから頻繁に使いそうだ。
もちろん数学だけではない、CO2を入れると、二酸化炭素の各種の物性値を教えてくれるし、Germanyを入れるとドイツの基本情報をまとめて教えてくれる。
Googleはウェブサイトの案内役だとしたら、Wolframalphaは記憶力の強い理科博士かな。仕組がよくわからないが、検索されるコンテンツがどんどん勝手にネットユーザーによって作られていくGoogleに対して、Wolframalphaは自分でコンテンツを蓄積していかなければならないのではないかと思う。もしそうだとすれば、大きなコスト負担を支える収益計画はどういうものになるだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿