2009年5月4日月曜日

競争の技術

 最新号(2009年6月号)のハーバードビジネスレビューのテーマは「競争の技術」だ。



 経営学の論文誌だから、周りに読んでいる人は非常に少ない。そもそもアカデミックに経営を研究することは、大学の研究としては成り立つかもしれないが、実際のビジネスでは役立たないじゃないかという考え方もある。



 それは、企業に限定しない一般論と企業の日々の個々の業務ケースとの対立、つまり戦略論と戦術や戦闘の対立に基づく考え方かもしれない。そうだとすれば、戦略の現場までの浸透とその一貫性の徹底によって対立を解消できる気がする。その戦略が悪いのではなく、その戦略を徹底しない(できない)のが悪いのだということだ。



 学者よりも企業人よりもコンサルタントのほうがこういう問題を日々考えているのではないかな。実際に聞いてみよう。



 タイトルとほとんど無関係の内容になったが、今月号のHBRはお勧めです。

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