2007年1月27日土曜日

給食費の不払いにはやはり法的措置が必要

 前このブログでも書いたことがあるが、給食費の不払い者にはなぜ法的措置を取らないかと不思議だった。


 今日こんなニュースがあった。


 やはり法的措置はきわめて効果的だ。そもそも払えるけど払わない親たちは、払わなくても何も罰されないと思っているからだ。そして実際、本当に何も罰されないのは、学校や教育委員会が「遠慮」や「衝突回避」的な行動をするからだ。


 そもそも教育問題で学校と親の間にある多くの問題はこの「衝突回避」が理由だから。いじめにもそういう側面がある。


 いじめを問題にして、解決しようとすれば、必ず一部の親、場合によってはほとんどの親と衝突することになる。学校はその衝突をなるべく回避しようとするから、結果的にはいじめを無視し、なかったことにしている。


 日本人の「衝突回避」的な国民性は賞賛されるべきものだと思っている。この国民性は、日本人の謙虚で、争いを好まない性格として現れている。


 しかし、この国民性こそ、解決される問題が放置される原因にもなってしまっている。そして、改革を進ませない足かせにもなっているのでは。



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