リーダーになるにはそれなりの条件と機会が必要。個人の意志で決まるようなことはなかなかない。でも自発的にチームが出来上がる場合は、自薦でリーダーが決まる場合も多い。こういう時は積極的にリーダーになるべきだ。
どんな小さいチームでも必ず何かのために出来上がったもので、ほとんどはある課題に取り込む目的のものだろう。このような目標のあるチームであれば、リーダーはメンバーと違う働きをする必要がある。
それはリーダーが目標達成のために、方針を決め、それまでの道筋を示す義務があるからだ。この仕事自体はリーダーでもメンバーでもやるべきものだが、リーダーは他のメンバーが誰もやりたがらなくてもそれをやらなければならない。この義務の差によって、リーダーに要求される能力と思考パターンはメンバーと違ってくる。
代表的な違いは全体像の俯瞰だろう。リーダーならこれを意識せざるを得ない。
また、スケジュールやメンバーの役割分担や、仕事のスコープとその評価基準、合格ラインの設定などなど、リーダーならではのポイントは多くある。
これらの考え方や能力は実践してみないと身につかない。そして一度や二度で簡単に身に付くものでもない。数少ないリーダーになるチャンスを逃さずに、積極的に自分を鍛錬すべきだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿