2007年4月9日月曜日

ディズニーも現実的に?

ディズニー、同性愛カップルにフェアリーテイル挙式サービスを開始
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200704060073.html


 というニュースがあった。ディズニーで結婚式を挙げることが出来ると前から知っていたが、「夢の国」で同性愛者でも結婚式を挙げることになったことにちょっと驚いた。


 しかも普通の結婚式同様、盛装したミッキーやミニーに祝ってもらえる。


 ディズニーが同性愛者に対する態度が変わったのは政治的、経営的な理由があるだろう。それにしても「夢の国」が現実を見るようになったのは確かだ。


 前宮崎駿監督がドイツで受けたインタビューを読んだことがある。監督がディズニーを激しく批判していた。「夢や理想ばっかりを子供に見せるディズニーはうそつきだ。」「子供には社会の現実を教えなければ成らない。」


 確かにそうだ。ディズニーは良くも悪くもこの原則を守ってきた。一部の人が現実逃避のためにディズニーをよく通うようになったにもかかわらず。


 しかし、いまディズニーはその原則を捨て、現実に近づいてきた。しかもその理由はおそらく夢を見る子供に理解しがたい。このままでディズニーはどこに行くのかを見守ってみたい。


 もしかしたら将来のある日、ミッキーが酒を手にしながら、「実は・・・」と語るかもしれない。



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