この前見てきた。
非常にいい映画だった。人間の弱い部分と強い部分をコメディに描いた。2時間半だったのにあっという間だった。まだ見ていない人にはお薦め。
何かから逃げ出したいときは誰にでもある。そのときこの映画の二人の主人公がとった方法も確かにとてもいい案だと思った。もちろん現実味がなくて、即却下だが。。。
映画とは違うが、僕にはまだ逃げる場所がある。実家だ。
実際毎年実家に帰省しているのは、年一回自分をオフにするためだ。まだ学生だが、東京の生活は一年も続くとそれなりの疲れがたまってくる。
年一回その東京から離れ、何も考えないで毎日を過ごす。完全に休んでリフレッシュ。だがこれが帰省の魅力ではない。
帰省はいま親と一緒にいれる唯一のチャンスだ。親だけではなく、自分の生まれ育った空気にいる唯一のチャンスだ。16から親とその空気から離れて、簡単になれると思ったら、それはとても不可能なことだとやっと気づいた。
東京で自分の家族を持つようになっても、親と一緒にその空気にいることの代わりにはなれない。そのときも年一回帰省できたらなと思う。
たぶん、東京に住む人なら誰でもこの町から出てオフにしたい気持ちがある。自分に無理をさせるのもまた東京にいる人間の得意分野だ。仕事とか、責任とかいろんな言い訳を自分に言いながらね。
言い訳をいってないでホリデーを楽しみにに行けばいいのに。
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