2007年3月9日金曜日

自分に責任を持つ

 どこかでこの話をしてきた。


 自分のことを自分で責任を持って考えなければならない。人に甘えてはいけない。


 人に任せて、人に決めてもらうのは一番楽なことだけど、一番後悔しやすいことだ。そしてそのとき、人のせいにし、人との関係が悪くなるのも多いだろう。


 自分で考えて、自分で決めるのは難しいことだ。だから人に相談するのはいいこと。信頼できて、親身になってくれて、そして見識を持っている人に相談できれば、決断をするいい手助けになる。その人が複数いるとなおいいだろう。だけどいくら相談に乗ってもらっている人が頼りに成っても、決断は自分でしないといけない。


 納得して決断することが出来なければ、迷えばいい。決して納得もしないで安易に人の意見で決断してはいけない。


 厳しいことだけど、将来、その決断で自分が苦しくなるとき、責任を取る人は自分以外誰もいないから。


 もっと言うと、ただ納得するだけでもだめで、納得した上で、腹をくくらないといけないときも多い。そんな重大な決断は意外と人生の早い時期に来るかもしれない。


 僕の場合は、日本に来るチャンスを知ってから、来るかどうかを決めるのに、24時間しかなかった。まだ15歳のときだった。冬の寒い夜だった。


 真剣に、自分に対して。迷ったら自分の将来を考える。今の決断は自分の将来にとっていいかどうかを考える。


 それを繰り返しているうちに、実感がどんどん湧いてくるだろう。



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