2007年2月22日木曜日

街づくり

 街作りといっても、実はシムシティのことだ。知っている人は知っているが、今日はシムシティDSの発売日だ。予約したので、朝家に届いた。


 知らない人のために紹介するが、シムシティというのは、EA(エレクトロニック・アーツ)社が出している都市作りと運営のPC用のシミュレーションゲームだ。プレーヤーは社長となって、一から都市を作り上げる。


 住宅区、商業区、工業区の設置、水道電気の供給、交通学校病院警察消防などの公共サービスの提供、税金の設定など、都市に必要なものを地図に置いていく。そうするとどんどん市民が集まり、税金収入が増える。しかし、ゴミや工業地域、渋滞による環境汚染が生じるので、環境の良くない地域では人が住みたがらない。さまざまな問題と戦いながら都市を拡大していくのはこのゲームの目的だ。


 最初このゲームをやったのは中学校のときだ。いまから10年位前。当時のシムシティはまだ非常にシンプルだったが、やってみてすぐにはまった。その後新しいバージョンを一通りプレーしてた。決して上手とはいえないが、自己流のやり方は一応ある。


 このゲームをやることで、都市のがどうやって機能していて、そのシステムについて勉強することができる。いま有名なヤンキー先生義家氏が、実際にPC版のシムシティを授業で使ったこともあるという。


 僕の実際にやった感想としては、都市が出来上がるまでの段階では収入と支出について考える場合が多い。限られた資金をどこに使ったほうが一番多くのリターンを得られるのかを考え、投入していく。そして都市が地図が埋まっていて、都市が面積的にこれ以上拡大できなくなり、収入も安定していると、存在する問題を解決するのに集中して行く。規模の拡大で人口を増えることができないので、現存の都市の問題を解決し、効率を良くすることでしか成長できない。


 これは企業の経営に近いのではないかと勝手に思っている。面積的な拡大は新規事業の立ち上げやM&Aのような拡大に近いもので、そして都市の問題解決による拡大は会社の内部の効率化と改良改善に近い。もちろんゲームなのできわめて単純化しているが、経営の感覚は同じはずだ。


 興味のある人が是非やってみてください。



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