2005年11月24日木曜日

中国東北水汚染 その3

 今日はこの話題の3日目。国が大きく動き出した。
 まず国家環境保護総局 [国家環保総局(guo2jia1huan2bao3zong3ju2)] が記者会見 [新聞発布会(xin1wen2fa3bu4hui4)] を開き、今回の事故の責任者はペトロチャイナの吉林石油化学公司 [中石油吉石化公司(zhong1shi2you2ji2shi2hua4gong1si1)] であると明確にし、さらに松花江 [(song1hua1jiang1)] のベンゼン汚染水の動きを常時観測し、発表するようにした。発表によると、松花江にはベンゼン汚染物が100トンくらい流入していて、汚染水団がハルビン [(ha1er3bin1)] 市を通過するのに40時間かかるとのことである。
 記者会見で同じ松花江の水を使用しているロシアにも連絡をし、協力を表明した。後実は吉林省 [(ji2lin2sheng3)] の松原 [(song1yuan2)] 市(人口300万)はすでに一週間以上の飲用水供給停止状態にあるということも明らかになった。
 吉林省からの新しい動きもあった。



 吉林省副省長、吉林市党書記とペトロチャイナの副社長がハルビンに行き、ハルビン市民に対してお詫びをした。吉林省と遼寧省 [(liao2ning2sheng3)] からハルビンに対する飲用水の支援も送った。ペトロチャイナはハルビン市内の大学、企業のために深水井を新しく100本掘る作業隊を送った。
 国も、吉林省も、ハルビン市も、ペトロチャイナも今できることをほとんどやっている。でもメディアは厳しい。新華社のウェブサイトをはじめとして各メディアは政府の情報開示の遅さに対する批判を続いている。
 そんな中、今日の夜からまた事故のニュースがあった。


 24日11時ごろ、重慶市 [(chong3qing4)] の化学工場に爆発事故が起き、死者1名、負傷者3名、6000人非難。ベンゼン汚染の恐れがある。


 まったく同じ事故が続いている。何の関連もなければいいが、もし同じような何かの技術的問題があれば、会社と行政には非常に大きな損害と国からの罰則が課せられるだろう。


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