2007年6月26日火曜日

DSで勉強

 もう2ヶ月くらい前だけど、TOIECのソフトを買った。今年受けるつもりだから。


 感想としては、結構使いやすいソフトだ。余計なものがなく、勉強に集中しやすい。問題のタイプごとに練習問題が30から90問用意され、それぞれのタイプを集中して練習することが出来る。また単語の暗記については英和、和英、例文穴埋め、ディクテーションと4種類のチェックの仕方があり、同じ単語について繰り返し暗記することが出来る。単語帳や検索機能も便利だ。


 DSのソフトでは高校生や中学生向けの勉強用のソフトも多い。最初は英語だけだったが、日本史と世界史用のソフトも発売された。これらのソフトは任天堂が直接出しているわけではないが、家庭の中でのゲームの正当化を目指す任天堂の戦略にも合致する。


 いま携帯のサイトで勉強できるサービスもかなりある。特に暗記必須の文系科目や英語のとてもいいサービスもある。勉強というのは教室でなくても、机に付かなくても出来るようになりつつある。また1人一台のDSを持って授業を受けるような学校も出てきた。


 学校では携帯禁止、ゲーム禁止という考え方から、それらをうまく教育に利用するように変化してきている。教育も時代の変化に適応する例だ。


 しかし、実際このように時代の変化に適応できる教育が非常に限られている。教育者も親もひとつ前の世代の人間であることは、教育の進化の壁になっているだろう。


 もちろん、教育が時代に合わせて進化する必要があるかどうか自体が議論が必要な問題かもしれない。



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