セブンイレブンでも電子マネーが使えるようになった。これで各コンビニはみんな電子マネーが使えるようになった。簡単に調べたところ各コンビニで使える電子マネーは以下のようになった。(一部の店使える場合も含む)
セブンイレブン nanaco
ローソン ローソンパス Suica/Pasmo iD
ファミリーマート Suica/Pasmo iD Edy
サークルKサンクス Edy
ミニストップ Suica/Pasmo Edy
デイリーヤマザキ iD
ポプラ Edy
am/pm Suica/Pasmo Edy iD
どうやらSuica(Pasmo)、Edy、iDの三つを持っててもあげた8のコンビニをカバーできないようだ。セブンイレブンが独自の電子マネーしか使えないからだ。
前にもこのブログで書いたことがあるが、電子マネーはユーザー側からしてみたら、とにかく一本化してもらいたい。しかし運営会社はなかなかそうしてくれない。決算の方式を変えることによって、導入店舗がコストの削減、ポイントによる販売促進などができ、その代わりに運営会社に手数料を払っている。この手数料がもちろん利用者が多ければ多いほどたくさん入るので、一定数以上のユーザーを獲得した既存の電子マネーが統廃合して一本化するインセンティブが生まれない。
ならばせめて読み取り装置を一本化して、どの電子マネーもどの店でも使えるようにしてほしい。今でも財布のカードが多すぎるのだから、これ以上増やしたくないのだ。でもこれもなかなか難しい。そもそも電子マネーはどこも同じようなもので、差別化は利用可能の店舗数とポイントくらいでしか出来ない。すべての電子マネーがどの店でも使えるようになったら、差別化のために各社がポイントをたくさん出すことになるだろう。これはどの会社も危惧していることだ。
結局、サービスの利便性はいつもユーザーと企業の利益の均衡点にある。どちらか一方に極めて有利な構造にはならない。当たり前の話だ。しかし、ユーザー側がもっといいサービスを望む以上、どこかで業界の「禁じ手」を使うソフトバンクのような会社も出てくる。そのとき、熾烈な戦いが始まるだろう。
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