2005年8月11日木曜日

開運!なんでも鑑定団の中国バージョン

 今日日本の開運!なんでも鑑定団とほぼ同じ番組を見た。もちろん日本の番組ではなく、中国のCCTVの番組だ。
 この番組は基本的には日本のと同じで、一般市民が自分の持っているお宝を持ってきて、鑑定の専門家が鑑定する。その間にそのお宝の歴史や関連知識を紹介し、鑑定依頼人とそのお宝の由縁を紹介する。鑑定が終わったら依頼人の予想価格を発表し、最後で専門家の鑑定価格を発表する。これはまったく日本の番組と同じで、そっくりそのままパクっている。
 しかし外国の番組をそのままパクるのはやはりまずいと思っただろうか、この中国バージョンのオリジナルコーナーもある。鑑定するには専門家に来て市場参考価格を出す以外に、一般視聴者が何十人くらい来てもらって、四つのチームを作って、そのチームにも鑑定してもらって、素人の予想価格を出してもらう。これはもちろん専門家の価格より前に出してもらって、実際に一番専門家の価格と近いチームが勝ち、賞品をもらうという。
 テレビ番組はいろんな国で真似しあうのはよくあること。日本のミリオネアの番組もアメリカも真似で、中国もやはり真似ている。ただこっちのほうはかなり中国の特色があって、美女キャスターの司会で、問題内容も数理文史政経法農医などと広く、ニュースの内容なども出題されたりする。ただ参加者が20,30代の若い層が多く、中国人の知識量の分布の年齢的特長を反映している。こういう風に真似た番組でも中国のオリジナルな内容や企画をいれている。
 他にも紀行系の番組など日本の番組に似ているのがある。でも外国の真似の番組は全体のごくわずか。今中国中央テレビCCTVは全部で16のフリーチャネルを持っていて、その中の大部分は24時間放送。さらに英語チャネルとスペインフランス語チャネルもある。これだけチャネルもあれば、その番組数も350もある。また11の有料チャネルもあって、ネット上でも3つのフリーチャネルは24時間放送されている。
 国の局はこれだけチャネルもあると、地方も同じくたくさんのチャネルを持つ。私の住む吉林省と長春市はそれぞれ5つのチャネルを持っている。他の省や市もやはり同じ。地方のテレビ局は省レベルの局だけ一つのチャネルは全国放送で、他の地方局は全部地域放送。

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