2006年7月25日火曜日

大学の空気

 大学の空気はゆっくりと流れている。



 と最近読んだ本に書いてあった。



 四年以上大学生をやっていて、大学の空気にはすっかり慣れてきた。確かに大学の空気はゆっくりと流れている。



 日本人はせかせかしすぎ!と多くの人がテレビで言っている。だから疲れるし、人生の楽しみを見落としがちだと。



 ということは社会一般よりゆっくりとしている大学の空気の流れは本当は普通かもしれないが。



 実感としてはそうでもないのだ。



 大学からできるだけ速く出て行きたいって感じの大学生も少なくない。東大は特にそうかどうかは分からないが、ただ卒業証書だけのために大学に通っているような人たち。



 せっかく大学にいる資格をもらっているからもと大学の空気を味わったらどうかなと彼らに言いたい。



 大学で勉強したことはどうせい就職したら使えるものにならないと結構聞く。



 それは使えるように勉強しなかったじゃないのと思ってしまう。



 しかも別に仕事だけが人生じゃないから仕事で役立つかどうかで評価するのもどうか。



 大学生は大学を有効利用すべき。大学で自分の価値を高めるべきだと思う。



 大学の使い方次第で十分将来でも通用するような能力を身につけられると思う。



 大学生は大学の利用のプロであるべきだと思う。

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