2006年2月27日月曜日

映画 THE 有頂天ホテル

   を見てきた。うわさ通り面白かった。三谷幸喜コメディの過不足無い味が本当にすばらしい。


 ぬるくて面白い。三谷さんのコメディを見たときのいつもの感想だ。面白みだけがぬるいではなく、最後のあの人間味のある暖かさもまたぬるくて気持ちいい。 


 そして、この映画のすごくうまいところの一つは、キャスティングの多くは


、今期のドラマの主要メンバーであることだ。


 伊東四朗、香取慎吾、唐沢寿明、篠原涼子、オダギリジョー、佐藤浩市。みんな今やっているドラマの出演者だ。三谷さんは意識してこの人選を決めたかどうかわからないが、観客を引き寄せるにはとてもいい策であることは間違いない。


 ただ、三作とも似たようなメンバーで多くの登場人物の映画を作り続けている三谷さんもそろそろ飽きて、次は別の方向の作品を作るのではないかと思う。むしろそれを望んでいる。


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