中国の国産リニアモーターカーは今年の7月に上海で試運転とのニュースがあった。
中国の高速鉄道について日本とドイツの競争が熾烈になっているが、それよりも前に中国国産の高速鉄道技術をずっと開発してきたようだ。
今回の開発は完全に中国独自で、知的財産権は100%中国に属するという。もちろんこの国産リニアが実際に使用され始めるのはまだまだ先のことだから、日本かドイツの高速鉄道を導入することには間違えない。
しかし、たとえどちらかが勝って中国に進出できたとしても、その何年後には中国国産ライバルとのコスト競争になると考えられる。
これは今までの中国進出企業がみんな直面してきた問題だともいえる。これも巨大な中国市場を勝ち取るための試練だと思う。
日本企業にとっては、中国市場で勝つには国民感情に認めてもらうことが極めて大事だと思う。それをマーケティング戦略に織り込んで展開をしないと失敗するだろうと見ています。
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