2005年9月2日金曜日

院試終わり、結果は残念

 今日院試の面接があった。これで院試は終了した。
 面接は生徒1人対教員全員の15人の形だった。内部だから多くの先生は少なくとも顔は知っている。そして特にたいしたことを聞かれたりもしなかった。今までとこれから、そして筆記試験のことをちょっと聞かれただけだった。
 それはいいとして、筆記の出来を後で知ることができた。満点の50分の1の差で最初の目標に達成できなかった。そして順位的にもその50分の1で目標達成できなかった。悔しい。
 別に不合格ということではない。ただ試験前の目標にほんのわずかな差で失敗したことは本当に悔しい。失敗か成功かは0か1かの差であって、たとえ今回のように50分の1という差でもそれは0からしてみれば1までの無限大倍の差だ。成功しなければ失敗だというスタンスは成功するにはとても重要だ。しかし、いつもはこんなことを考えずに勝負に挑んだりする。
 結果などをいろいろ考えずに、勝負そのものに集中しろと言われる。そして、背水の陣だと考えて、逃げ道を作らないほうがいいとも言われる。一見矛盾そうだけど、この二つは「勝つ」という同じ目的を持っている。そして「大胆かつ緻密」という勝負のときの鉄則を説いている。僕の今回の失敗の原因は試験の途中で甘く考えて、緻密さを軽視した点にある。これは勝負の最中の失敗だ。
 準備段階の失敗があるとしたら、それは「敵を知り己を知る」ことがよくできなかったことだ。数理の試験に対しては過去問の研究などをしたのだが、TOEFLについては主題形式しか知らず、具体的な出題傾向などはまったく知らなかった。そして実際に受けてみて、傾向が明白で対策を立てやすい試験だとわかった。来年くらいにチャンスがあればもう一回受けるとしたら100点くらい伸ばすことはできそうだ。
 以上久々の試験という試験に対する反省だった。



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