2005年8月1日月曜日

日本女子も0-1&中国も負け

 日本女子も北朝鮮に0-1で負けた。サッカーファンたちは落ち込むだろう。3日の中国戦はますます白熱化になりそう。
 中国は韓国に0-2で負けた。一応今の中国女子サッカーはまだ世界7位のランクをもっているが、何年か前のワールドカップ準優勝、オリンピック準優勝、アジア選手権優勝のあのチームの実力とは比べ物にならない。中国国内のメディアは「中国女子サッカーはもう世界二流」と厳しい評価を出す。確かに長年世界ナンバー2の座に座り続けていた先輩チームがいたから、今のチームに対しては誰も満足しないだろう。
 中国女子チームの実力が急落してしまったのは世界2位の時のチームメンバーたちは歳が30を超え、断続的に現役引退していくのに、同じレベルの新しい若い選手を育ててこなかったからだ。若い選手でも実際の試合でたくさん経験すれば同じレベルに達すると甘く見ていたが、結局レベルがさほど上がらず、今のような状態になってしまっている。
 日本社会も同じ状況に直面している。団塊の世代が定年して、若い世代でもなんとかなると考えるのは甘いだろう。まだ団塊の世代の先輩たちが現役引退していないうちに、努力して先輩たちに学ばないと、何年か後の日本は今の中国女子サッカーと同じ苦境に立つのでは。



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