2007年4月16日月曜日

少数の存在

 コンビニの新種のおにぎりの中から自分の好きなものを見つけたことがある。


 定番のおにぎりはそこまで好きなわけじゃないから、たまに好きなのを見つけるとそれを好んで買う。


 しかし、そのおにぎりは一ヶ月くらいで消えた。


 どうやら僕が大好きなおにぎりは人気がないようだ。


 しばらくたったらまた新しいおにぎりが出て、それにまた僕の好きな種類があった。今回こそ定着してほしいなと思ったが、また一ヶ月でなくなった。


 僕の好みがこんなに変なのかなと思った。


 ロングテールという言葉がある。簡単に言うと、あまり人気のない商品は置く場所に制限がある店の棚からは消えるが、ネット店舗で売るならコストはほとんどかからない、店の不可欠な収益の一部になるのだという考え方だ。


 アマゾンなどはまさにこのやり方で商売をしているといわれる。


 しかし、いま僕が直面しているのは食品の問題だ。人気のないおにぎりだ。ロングテールの商品は基本的にはいつ売れるか分からない。ずっと倉庫に入れて、売れればその分だけ利益が出る。このやり方は食品には通用しない。


 オーダーメイドにして、客は直接工場に注文して配送をしてもらえればいいとも思った。でもこれじゃ大量生産によって節約できるコストも節約できず、高くついてしまう。


 保存の出来ない商品でも少数の人だけに好まれる商品がある。その商品を市場から退場させずにすむ方法を考えたい。だれかアイデアをください。



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