2006年12月17日日曜日

mixi笠原社長東大講演内容2

l         mixi概要


l         mixi開始の経緯


Ø         03年10月ごろ、会社のエンジニアが提案。留学生仲間で米国SNS流行っている


Ø         使ってすぐに次世代のコミュニケーションインフラになる可能性を直感。


Ø         身近な人と気軽にコミュニケーションを取れる。


Ø         人の輪がどんどんつながっていってはじめてコミュニケーションサービスとして成立する


Ø         ティム・クーグル(もとYahoo CEO)の言葉:インターネットにある大きな機会はすべて利用し尽くされた、と誰もが考えてと時に、そもそもルール自体を変えてしまうような企業が登場する。


l         mixiの現在の状況


Ø         660万人突破


Ø         93億PVPCから75億、携帯から18億)


Ø         ヤフーに次ぐ第2位のPV


Ø         1日80~90万件、累計2億7500万件の日記、ほかの大手のブログサービスよりも多い


l         mixi成長の要因


Ø         SNS自体の斬新さ


Ø         コミュニケーション機能を最重視:毎日使い続けてもらうことを意識。コミュニケーションのしやすさ、日々変わるコンテンツ。この点ではGreeなどと違う。Greeは携帯のアドレス帳からの発想で、友人関係の管理という発想だが、mixiは最初からコミュニケーションツールとして立ち上げた。


Ø         CGMの隆盛:CGMConsumer Generated Media)の一般化。双方向性、個人による自由な情報受発信。フラットな情報流通


Ø         ネットワーク外部性:オークションやメッセンジャーと同じで、多くの人が使えば使うほど、自分の周りで使う人が増えるほど、価値が高まるサービス


Ø         ユーザーの方に愛着を持って使っていただいたこと。デザイン、招待制など。


l         mixiの課題と今後


Ø         多様なユーザーニーズ、開発負荷・サポート負荷、既存機能とのバランス感覚が問われる


Ø         上場で資金をえ、認知度の向上が得られた


Ø         機能拡張の方向性は、「コミュニケーション機能の充実」「情報収集機能の充実」および両方の組み合わせ


Ø         直近では動画、音楽、携帯が強化分野


Ø         独自の価値、機能を提供しながら、ヤフー、グーグルを超えたい


 



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