2006年4月20日木曜日

やるべきことは、自分がやる

 世の中には、誰もやらないことがいっぱいある。

 

 だからボランティアというものがある。それは、誰もやらないことを自分たちからやる人たちの一部である。

 

 ボランティアを否定するつもりは無いし、やりたい人はどんどんやればいい。それが社会に対して重要な価値を提供していることも確かである。

 

 しかし、少々その本気さについては疑問を抱く。自分たちと利益のあることならやる気は出るだろうけど、自分たちの利益とは無関係のことをやることになると、よほど責任感を持ち、達成感を求めている人でなければ、一回二回できても、結局本気で長続きすることが難しい。匿名でやっている場合はなおさらである。結局一部のことについては「ボランティアをしてくれるのはありがたいけど、やるならちゃんとやって欲しい」と思っている人もいっぱいいる。

 

 問題の解決は、やるべきことを直接の利害関係者がやることにあると思う。

 

 ボランティアとの違いは、本気でやれることと匿名ではないことにある。

 

 自分との利益関係があるから、やれば自分に利益が生じる。そらに、それは同じ利益関係者にも生じる。利益関係者から直接な還元がなくても、心の中で感謝される気持ちを持ってもらうだけで、それは将来への投資となり、更に大きな還元が期待できるかもしれない。

 

 やるべきことをやるには、多大なコストが必要な場合は別だが、さほどの手間暇が必要でなくてもできることならやった方が得でしょう。

 



0 件のコメント: