2006年9月15日金曜日

9月4日 海外研修その1 初日 日本出発、シアトル到着

 TMIの第1期生の海外研修は今日始まった。


 


 空港には出発三時間前に集合した。


 


アメリカ便のセキュリティチェックが時間かかるためということだったが、普通のセキュリティチェックとはさほど変わらなかった。増えたのは登場する前に機内に持ち込む荷物をあけて検査するのと、靴を検査するくらいだった。持ち込み不可もものは刃物類とライター、後はこの前のイギリスのテロ未遂事件で液体ものが全部だめになった。


 


ユナイテッド航空の便だった。5年前の911もユナイテッドだったので、多少不安はあるが、アメリカの最大手のこの航空会社のセキュリティシステムを信頼するしかない。東京からシアトルまでで、8時間半かかるのだった。シアトルに着いたらまた朝の9時になるのだから、飛行機である程度寝ないといけないが、機内の映画を二本(森のリトルギャングとザ・センチネル陰謀の星条旗)も見てしまって、結局2時間くらいしか寝られなかった。


 


8時間半のフライトは今まで乗った中で一番長かった。映画があってかなり助かった。一本一時間半くらいの映画を二本見れば、かなりの時間が潰せたが、最後の二時間くらいはさすが腰足が疲れてきて、つらかった。飛行機を乗るのは7時間が限界だなと思った。もっと長時間乗る場合は、機内でストレッチでもしたほうがいいだろうと思った。


 


シアトル空港についてからの手続きは時間がかかるものだった。


 


入国審査は一人当たりの時間が長くて、かなり待ち時間が長かった。僕の審査をしたのはマッチョなひげおじさんで、拳銃を腰にかけてあったが、やさしい英語をしゃべってくれた。ビジネス目的なのか、観光目的なのかを聞かれた。もちろん観光目的だと答えた。ほかには日本では何をしているかを聞かれた。基本的には確認的な質問だった。


 


全体的には特に厳しい審査もなく、セキュリティも普通だと思ったが、考えてみれば、観光ビザを取る(中国人なので)ときに今までの経歴を全部書かされて、指紋もとられて、また入国審査のときはその指紋の照合を行って本人確認をしていることを考えれば、確かに身分を偽って入国することが難しい。


 


入国審査を終えて、荷物を待って、取って、これでOKと思ったら、到着の建物から移動するために電車に乗るが、その前にもう一回荷物をチェーンに載せることになった。しかも荷物をチェーン上に載せるとき、スタッフが僕たちの目の前でかなり乱暴に荷物を投げていた。別にそんなに乱暴にしなくてもいいのに。これは日本だったら間違いなく文句言われるだろうが、アメリカ人にとってそれは当たり前のようだ。


 


それでもう一回荷物を待って、取って、やっと手続きが全部終わった。一時間くらいかかってしまった。


 


シアトル空港からは直接ホテルに行かず、現地のガイドさんの下で、市内観光が始まった。



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