2005年11月12日土曜日

やる気

 今日高校生と話して、彼に勉強のやる気を出させていた。最近高校生相手で、やる気出させたり、自己認識をしてもらったり、将来のことを考えさせたり、時間の使い方を教えたりなどして、実践でいろいろ勉強している。
 人のマネジメントをするとき、やる気は重要な点である。どのようにやる気を出させ、それを維持させるかで成果が変わってくる。自分の経験的には、直接人と話してやる気を出させるには、基本的には危機感による出し方と、希望による出し方があると思う。



 将来について甘く考えていて、あるいは何も考えていない人、やらなければならないことをやっていない人に対しては、現状の確認と将来を考えさせることで、危機感を感じさせると、現状を改善する意欲が出てきて、それがやる気となる。やっていることに飽きている人、長期的なことや大変なことをやっている人、努力しても報われていない人などには、実現可能なもっといい将来像を提示してあげることで、辛抱してがんばる意欲を出すことができる。もちろんどちらでもその人の細かい心理変化をキャッチし、状況ごとに対応しなければならず、一概としたやり方はないのだが、基本的には以上の二点のように、軽ければ重くし、重ければ軽くすれば、やる気が出てくる。
 これは、ある意味で、ある二つの関数の均衡点と考えることができる気がする。今度それを考えてみよう。

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