2005年11月11日金曜日

神の手

 今日再放送のガイアの夜明けを見た。医学技術伝承がテーマで、最高レベルの技術を持つ医師が、学閥、系統と関係なくその技術を伝承する内容だった。 内容には、40代のベテランが、世界にも有名な大先生の助手を勤め、その技術を勉強するのがあった。それを見て思ったのは、他の同じ40代のベテラン医師は、同じように勉強をし続けて、レベルアップをしているのか。
 経営者も同じように勉強をし続けて、レベルアップし、変化し続ける状況に適応していかなければならない。そして、実際に失敗している経営者の多くはこれを怠ったと思う。これから社会や市場の変化を予測するのは確かに難しい。これができる経営者とできない経営者に別れるが、一旦その変化はある程度見えてきたら、それに適応するように進歩することが必要なはずだ。この点に関しては医者も同じだ。
 でも実際に医者でも経営者でも本当に上を目指して、新しいことを勉強し続けるのは何パーセントいるのだろう。現状に満足して進歩する意欲がなくなる人は多くいるだろう。確かにみんな神の手を目指していく必要はないだろうけど、みんなが進歩していくなか、何もしなかったから、「猿の手」になってしまうのではないか?



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